従業員が一丸で、真に
「正しい会社」に生まれ
変わっていく決意を改めて示す
これについてSUBARUでは、「先般、燃費・排出ガス測定に関し、社内調査を実施し、国交省へ報告書を提出したにも関わらず、上記の問題を把握するに至らなかったことは極めて遺憾であり、重く受け止めております。
上記の問題について現時点では、行為の実態、その原因や背景、動機等について、十分に究明するには至っておりませんが、社外専門家の手で、上記の問題のみならず完成検査業務全体のプロセスについて早急に徹底した再調査の実施を予定しています。
また上記の問題について、本日(6月5日時点)、国交省より、事実関係の調査を行い報告すること等の指示を受けております。
この問題に関する調査の結果を踏まえ、完成検査業務に関する一連の問題の再発防止策についても、経営トップ自らが陣頭指揮を執り、従来の延長線上の対策のみならず、組織体制や設備などに踏み込んで、抜本的に見直します。
当社としては、強い危機感の下、全役員および従業員が一丸となり、二度とこのような事態を引き起こすことのない、真に「正しい会社」に生まれ変わっていく決意です。
お客様、関係者をはじめとする当社を取り巻くステークホルダーの皆様に、多大なご心配・ご迷惑をおかけすることを、改めて心よりお詫びいたします」と述べている。
また実施された会見の壇上に於いて、かねてより6月22日付けで、代表取締役会長職に就くとしていた吉永氏は、今事案を受けて代表権を返上。代表権のない「取締役会長」になる旨が公表された。これに併せて、大河原正喜氏が「代表取締役専務執行役員」となる見込みだ。