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2025年2月7日【新型車】

ステランティス、アルファロメオのカスタマイズプログラムを実施

坂上 賢治

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ステランティス ジャパンは2月7日、アルファロメオの旗艦車、Quadrifoglioのカスタマイズプログラム「The Last Call for Design Your Quadrifoglio (ザ・ラストコール フォー デザイン ユア クアドリフォリオ )」を同日より実施。全国のアルファ ロメオ正規ディーラーにてGiulia(ジュリア)が60台、Stelvio(ステルヴィオ)15台を限定発売する。

 

ちなみにカスタマイズ後の⾞両価格は、「Giulia Quadrifoglio」が 1,327万円から1,594万円、「Stelvio Quadrifoglio」が 1,353万円から 1,593万円となる(いずれも税込価格)。

 

 

この「The Last call for Design Your Quadrifoglio」は、2024年3月に実施した「Design Your Quadrifoglio」および現在開催中のGiulia左ハンドルモデル対象の「Design Your Quadrifoglio」に続き、現行の GiuliaとStelvioのQuadrifolglioを対象としたオーダーメイド型の受注プログラムとしては最後のチャンスになるという。

 

 

そもそもQuadrifoglio(クアドリフォリオ)は、高い動力性能と運動性能を組み合わせて胸の空く走りを体現したアルファロメオ・ブランドの最高峰グレード車。気筒休止システムによる高効率化を両立した2.9リッターV6ツインターボエンジンを介して最大出力510ps、最大トルク 600Nmの絶対性能とハンドリング性能を磨いたクルマとなる。

 

 

シャシーにもアルミやカーボン等の軽量素材を多用して理想的な前後重量配分を実現。エクステリアでもボディ底面のフラッシュサーフェイス化を図り、足元には統合型ブレーキシステム(IBS)、アルミ製 ALFATM LINKサスペンションシステム、機械式リミテッドスリップディファレンシャルが標準装備されている。

 

また今回のThe Last Call for Design Your Quadrifoglioでは、これまでは「Giulia / Stelvio Quadrifoglio Super Sport」と「Giulia Design Your Quadrifoglio(左ハンドル)」でのみ選択可能だった特別塗装色のエトナレッドも新追加された。

 

このエトナレッドは、アルファ ロメオのエレガンスとスポーティさを体現する特別な赤。イタリア・シチリア島にあるヨーロッパ最大の活火山「エトナ山」から名付けられ、火山の溶岩や情熱的なイタリアン・スピリットを象徴したものとなっている。

 

 

この特別カラーの追加を含め、Giuliaでは計96通り、Stelvioでは計48通りの組み合わせでカスタマイズが可能となっている。その組み合わせは。公式ウェブサイトに特設されたコンフィギュレーターにより選択できる。

 

 

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カスタマイズ可能な仕様項目および内容は以下の通り

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Giulia Quadrifoglio|全96通り
(1)ルーフ
・ 標準ルーフ(ボディカラーと同色)
・ カーボンファイバールーフ
(2)ブレーキ
・ 標準ブレーキディスク
・ カーボンセラミック製ブレーキディスク
(3)シート
・ スポーツレザーシート(6ウェイパワー、パワーランバーサポート、パワーサイドサポート、ステアリングヒーター付き)
・ スパルコ社製 カーボンバケットシート
(4)ホイール
・ 19インチ ガンメタリック仕上げ アルミホイール(5ホールデザイン)
・ 19インチ ダーク仕上げ 軽量アルミホイール
(5)ボディカラー
・ アルファ レッド
・ ヴェズヴィオ グレー
・ ブルカノ ブラック
・ ミザーノ ブルー
・ モントリオール グリーン
・ <NEW>エトナ レッド

 

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Stelvio Quadrifoglio|全48通り
(1)ルーフ
・ 標準ルーフ(ボディカラーと同色)
・ パノラマサンルーフ
(2)ブレーキ
・ 標準ブレーキディスク
・ カーボンセラミック製ブレーキディスク
(3)シート
・ スポーツレザーシート(6ウェイパワー、パワーランバーサポート、パワーサイドサポート、ステアリングヒーター付き)
・ スパルコ社製 カーボンバケットシート
(4)ボディカラー
・ アルファ レッド
・ ヴェズヴィオ グレー
・ ブルカノ ブラック
・ ミザーノ ブルー
・ モントリオール グリーン
・ <New>エトナ レッド

 

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–  Alfa Romeo Driving Laboratory  –

加えて当該モデル購入者には、「Alfa Romeo Driving Laboratory(ドライビング ラボラトリー)」での購入者にはプレミアムなドライビング体験が提供される特典もある。

 

上記Alfa Romeo Driving Laboratoryは、超高性能ドライビングシミュレーターでの特別な走行体験を提供する会員制施設。世界初の高精度LEDパネルを用いた超大型スクリーンにはリアルなサーキットが映し出され、プロドライバーとエンジニアによって今回のLaboratory用に実車の Quadrifoglio の性能を再現したマシンが用意される。

 

メインインストラクターにはDriving Academyでもインストラクターを務めた藤井誠暢氏を迎え、実際のサーキットコースに出るためのドライビングスキルアップや、車両の性能を限界まで引き出した最上の⾛⾏体験を提供する。

 

特設サイト:Design Your Quadrifoglio
https://www.alfaromeo-jp.com/models/special-series/design-your-quadrifoglio
プログラム実施期間:2025年2月7日(金)〜2025年4月28 まで
(但し、上限台数に達した場合は終了となる)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。