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2021年7月9日【自動車・販売】

ステランティス、2021年度上半期販売台数が過去最高に

NEXT MOBILITY編集部

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ステランティスは7月9日、2021年度上半期販売台数が、7ブランド合計販売台数で24,505台を達成し、上半期過去最高記録となったことを発表した。

 

これは対前年比46%プラスの成長であり、純輸入車市場の伸びである20%を大幅に上回っている。2021年上半期の純輸入車市場でのシェアも18%を獲得した。

 

同社は、この好調には、2020年から続く安全安心な移動手段としての自家用車需要の回復が寄与したとしている。

 

■2021年上半期販売台数・対前年比( %)

・プジョー:7,392台(+71%)
・ジープ:7,372台(+28%)
・シトロエン:3,427台(+76%)
・フィアット:3,360台(+20%)
・アバルト:1,319台(-10%)
・アルファロメオ:1,167台(+68%)
・DSオートモビル:468台(+48%)
・合計:24,505台(+46%)

 

また、全体としての好調に加えて、2ブランドも上半期の記録を更新しており、ジープはこれまで過去最高だった2019年上半期を1,223台上回り、シトロエンも2020年を1,478台上回っている。

 

日本においてステランティスを率いるポンタス・へグストロムは、上半期の好業績について、「24,505台という数字は、2020年通年の販売実績の60%となります。通常、我々は上半期よりも下半期の方が販売台数は多いので、年間台数の更新にも期待が持てます。

 

特に本年下半期には、先ごろ刷新したミドルサイズSUV、ジープ・コンパスの出荷が本格化するので、台数のベースアップを大いに期待しています。プジョーも新ブランドアイデンティティとともに刷新されたラインナップをお披露目する大規模展示イベントを日本の主要都市で開催する予定で、新規顧客の獲得がさらに加速する見込みです。」とコメントしている。

 

 

■2021年度上半期実績
・プジョーは、受賞歴のある208 / e-208、2008 / e-2008の販売が引き続き好調で、3008 GT HYBRID4も好調
・ジープは、アウトドアに対する消費者の関心が高まる快適な季節に、ラングラーとレネゲードが継続的に販売を伸ばし、上半期の6ヶ月中4ヶ月で月間最高記録を更新
・シトロエンは、ベルランゴの2020年4月の発売開始以来の勢いが続いており、ブランド認知と拡販を実現
・フィアットは、上半期で2回、月間最高販売台数を更新するなど、ロングセラーであるフィアット500が新規需要も代替需要も好調で、第2四半期として過去最高を更新
・アバルトは、595シリーズが、上半期の対前年比で5%増と好調
・アルファロメオは、装備充実のジュリアとステルヴィオが高い支持を得ており、対前年比68%の高成長
・DSは、新電動化フラッグシップであるDS 7 CROSSBACK E-TENSE 4X4の発表により、来場者数と受注が増加

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。