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2023年5月1日【カーリース】

ステランティス、サブスク型リース「First Ride」を開始

坂上 賢治

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ステランティスジャパンとジャックスは5月1日、ステランティスが国内で展開する「アルファ ロメオ」、「プジョー」、「シトロエン」、「DSオートモービルス」の4ブランドに於いてサブスクリプション型リースの「First Ride(ファースト・ライド)」を共同開発した。

 

これは、頭金や税金の支払い、契約期間中の整備点検費用が必要なく、毎月一定金額を支払うことで車両を自由に利用でき、途中解約も可能<但し追加清算金が必要>。そうしたサブスクリプション要素をオートリースにて提供する商品で、両社は同日より全国の正規ディーラーを通じて取り扱いを開始した。

 

 

より具体的には、年齢や保険等級を問わない任意自動車保険がセットとなっており、車両保険や万一の際の弁護士費用、ボディやガラス、タイヤの補償を含むプランとなっている。

 

なお契約期間中に車両が不要となった場合は、初度登録日の翌月から6ヶ月毎の更新月に清算金を支払うことで、早期に契約を終了することが可能。

 

自動車に関わる費用を全て含んでいるため、契約期間中の支払いは一定となり、急な出費の心配無く車に乗ることができ、先の通り20等級相当のレンタカーフリート保険も含まれているため、特に任意自動車保険料が比較的高い若年層にメリットがある商品と言える。

 

ステランティスでは、既にジープとフィアットブランドに於いて、今回開始したプログラムとは一部内容が異なるサブスクリプション型リース、および個人向けメンテナンスパッケージリースが好調であることから製品プログラムと対象ブランドを増やした格好だ。

 

 

更にこの「First Ride」の提供開始に合わせて、個人向けカーリース商品の「Flat Ride(フラット・ライド)」も同日より提供を開始した。

 

こちらは以下4ブランドで展開。「Alfa Romeo Flat Ride」・「Peugeot Flat Ride」・「Citroen Flat Ride」・「DS Flat Ride」。いずれも任意自動車保険を除くクルマにかかる費用を含んだ5年間月々定額支払いの個人向けメンテナンスパッケージリースとなっている。

 

「First Ride」 サブスクリプション型リースの詳細は以下の通り
● Alfa Romeo First Ride:https://www.alfaromeo-jp.com/support/first-ride
● Peugeot First Ride:https://web.peugeot.co.jp/peugeot-first-ride/
● Citroen First Ride:https://web.citroen.jp/citroen-first-ride/
● DS First Ride:https://web.dsautomobiles.jp/ds-first-ride/

 

「Flat Ride」 個人向けパッケージ型リースの詳細は以下の通り
● Alfa Romeo Flat Ride:https://www.alfaromeo-jp.com/support/flat-ride
● Peugeot Flat Ride:https://web.peugeot.co.jp/peugeot-flat-ride/
● Citroen Flatt Ride:https://web.citroen.jp/citoroen-flat-ride/
● DS Flat Ride:https://web.dsautomobiles.jp/ds-flat-ride/

 

「First Ride」および「Flat Ride」の対象詳細車種は以下の通り。

– Alfa Romeo:トナーレ ヴェローチェ
– Peugeot:208、e-208、308、2008、リフター
– Citroen:C3、C3エアークロス、ベルランゴ
– DS Automobilies:DS4

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。