Pathfinder(パスファインダー)は、日本初の片道専用レンタカーマッチングサービス「Simpway(シンプウェイ)」を開発し、β版モニターの募集を12月3日より開始したと、同日発表した。
Pathfinderは2020年に設立された新たなモビリティサービスの開発・研究を行うベンチャー企業。データやテクノロジーを活用した社会的ニーズの高いモビリティサービスを生み出すことを目指し、開発を進めている。
「Simpway」は、日本初の出発店舗・返却店舗が固定の片道専用レンタカーのマッチングサービス。片道専用であるため、ユーザーは延長や戻す手間を気にせずに自由でフレキシブルな移動・滞在を楽しむことができる。
また、通常のレンタカーサービスと異なる料金体系となり、片道専用でありながら回送料金が発生しないため、低価格での提供が可能となる。
■Simpwayとは
「Simpway」は、片道利用された後の回送車両と、一般ユーザーをマッチングすることで、「レンタカーの片道利用」を実現するサービス。Simpwayとは弊社の造語で、片道を意味する“Single way”と簡単な方法を意味する”Simple way”を意味とコンセプト両方組み合わせた用語・概念。
通常のレンタカーでは、ユーザーは決められた時間以内に出発店舗へ車両を戻す必要があるため、柔軟な移動や滞在方法を選択できない場合がある。通常のレンタカーでも片道乗り捨て利用をすることはできるが、レンタカー事業者は乗り捨て先である返却店舗から元の出発店舗に車両を戻す回送作業を行う必要があり、ユーザーは手数料として回送料金の支払いが発生する。
「Simpway」は、この「回送車両」を一般ユーザーに向けて貸し出すことで、自由でフレキシブルな片道専用レンタカーサービスを提供。通常は使用されていない回送車両を活用することで、ユーザーには手数料がかからず、さらに通常のレンタカー料金とは異なる格安で車両を提供することが可能となる。Pathfinderは、複数のレンタカー事業者と提携し回送車両を豊富に確保し、さらに独自のアルゴリズムによって「回送車両と移動したい一般ユーザー」をマッチングすることで、日本初となる「片道専用レンタカーのマッチングサービス」を提供する。
■「Simpway」と他のサービスの違い
<通常のレンタカーの場合>
・決まった時間、自由に使うことができる。
・戻す手間がかかり、滞在先でレンタカーの延長時間が気になる。
・移動目的にそった柔軟な使い方に制限も。
<通常の片道乗り捨てレンタカーの場合>
・出発レンタカー店舗から別の目的地周辺の店舗で返却可能。
・滞在時間や目的地などにそって柔軟に使うことができる。
・一方、レンタル料金と別で手数料(回送料金)がかかる。
<「Simpway」の場合>
・「通常の片道乗り捨てレンタカー」と同じ柔軟な移動が可能。
・手数料がかからず、レンタカー料金も格安で利用が可能。
・出発と返却店舗は固定。
■「Simpway」のβ版モニターについて
「Simpway」のβ版は北海道に限定して提供予定で、12月3日(木)より人数限定のβ版モニターの募集を開始する。モニターは「片道言い値!キャンペーン」でサービスを先行体験できるほか、モニターコミュニティを通じて「Simpway」の開発に参加することができる。
【「Simpway」β版モニター募集サイト】