ソニーグと本田技研工業のモビリティテックカンパニー「ソニー・ホンダモビリティ( SHM )」は8月8日、自社の次世代モビリティとして開発を続けている〝AFEELA〟の車内提供サービスとして、ライブオーディオプラットフォームTuneIn( 本社:米国サンフランシスコ、2002年創業 )の導入を決めた。
インターネットメディアのTuneInは、月間アクティブユーザー数7,500万人超のライブスポーツ( NLB、NHL、ESPN等 )、ニュース( CNN、CNBC、FOX等 )、音楽、オーディオブック、ポッドキャスト、ラジオを包括したフリーオーディオアプリ。SHMでは、「移動中もお客様が快適にお楽しみ頂ける、創造的なモビリティ・エンタテインメント空間の提供を目指し、グローバルな10万以上のラジオ局に加え数百万のポッドキャストを24時間配信するTuneInを採用頂いたことにより、AFEELAの移動空間で寛ぐお客様は、音楽やニュース、多種多様なライブスポーツ番組など、豊富なオーディオコンテンツをいつでも視聴頂けますと説明。
またTuneInのリチャード・スターン(Richard Stern)CEOは、「TuneInは、世界中のラジオ局から高品質で幅広いストリーミングコンテンツを配信しております。そんな私たちのコンテンツプラットフォームが、SHM製EVのAFEELAへ導入されることで、ソニー・ホンダモビリティと共に高品質なエンタテインメントをAFEELAのモビリティ空間へ提供できる今回の取り組みを、心から楽しみにしております」と述べた。
一方でソニー・ホンダモビリティの水野 泰秀 代表取締役 会長 兼 CEOは、「ソニー・ホンダモビリティは、モビリティを創造的なエンタテインメント空間として追求することを目指しています。
そうしたなかで今回、グローバルに良質なオーディオコンテンツを提供しているTuneInとのパートナーシップが結ばれたことにより、私たちは、お客様に豊かなモビリティ体験を提供できるようになります。
それが移動空間に於ける多様な知を繋げ、広げていく切っ掛けとなること。加えて最先端テクノロジーを追求するMobility Tech Companyとして、人の感性や行動へ働きかけていくモビリティの革新が更に推し進められていくことを目指していきます」と語っている。