双日は、フィリピン共和国において、同社100%の出資の双日ふそうフィリピン社(Sojitz Fuso Philippines:SFP)を設立。フィリピンでの三菱ふそうトラック・バスブランド車両の販売総代理権を取得し、車両販売を開始する。
フィリピンは、直近10年間のGDP成長率が6%前後と安定的な経済成長を見せ、2017年にはモータリゼーションの基準とも言われる一人当たりのGDPが3,000ドルを越えている。
双日は、フィリピンの自動車需要について、経済成長に伴った物流需要が増加したことを背景に、一般車両に留まらず、トラックやバスでの高まりが今後も継続すると判断。
これまで、フィリピンにおいて、長年ふそうブランドを含む自動車産業に携わってきた経験から、新会社設立で、同国のトラックおよびバスへの需要に応え、販売の拡大を進めるとともに、フィリピンの経済成長を支えていきたいとしている。
[双日ふそうフィリピン社の概要]
– 社名:Sojitz Fuso Philippines Corporation
– 設立:2018年9月
– 本社所在地:Insular Life Corporate Centre, Insular Life Drive,Filinvest Corporate City, Alabang, 1781 Muntinlupa City
– 代表者:似内 隆継
– 株主:双日 100%
– 事業内容:三菱ふそうトラック・バス株式会社ブランド車両の輸入・販売およびメンテナンス
[三菱ふそうトラック・バスの概要]
– 設立:2003年1月
– 本社所在地:神奈川県川崎市幸区鹿島田1-1-2
– 代表者:ハートムット・シック
– 株主:ダイムラー社 89.29%、三菱グループ会社 10.71%
– 事業内容:トラック・バス、産業エンジンなどの開発、設計、製造、売買、輸出入、その他取引業