スマートバリューは、自社運営・提供しているシェアリングプラットフォーム〝Kuruma Base(クルマベース)〟が6月29日、Kind( カインド )が実施する「種子島での無人レンタカー事業」に採用されたことを明らかにした。
そんな種子島は、日本最大のロケット発射場で著名だが、それ以外にもヨガの聖地やサーフィンスポットとしても人気の観光地だ。それゆえ。ここ数年、島を訪れる観光客は増加傾向にある。しかし島内での移動手段はクルマがメインであるにも関わらず、タクシーやバスなどの二次交通の整備が遅れている。
従って当地での観光客はレンタカーでの移動が主な手段となる。ただ種子島でロケットの打ち上げがある時期、GW、お盆、正月といった期間には、全くレンタカーの空きがない。それならばと店舗を構えてレンタカー事業を開始しようとすると、店舗の設置費用、運営する人員の確保が課題に浮上する。
つまり閑散期と繁忙期での需要差が大きく、現地でクルマが足りない状況であるにも関わらずレンタカーサービスの供給自体が難しい地域だった。そこで発想を転換させ、レンタカー事業自体を無人で提供する仕組みを構築すれば、現地のレンタカー需要に応えるサービス提供が実現できる。
そこで今回、種子島で実施するカーシェアリングはクラウド環境の「Kuruma Base」上で構築されたカーシェアサービス「Patto」を活用した。「Patto」であれば、スマホアプリだけの運用で、クルマの予約から鍵の解錠・施錠・決済まで実施することができるため、同地域に最も適したカーシェアリングサービスになった。
【ステーション情報】
・エブカ種子島ステーション
鹿児島県西之表市西之表6861-8
5台(車種:セレナ、ヴォクシー、ティーダ、ノート2台)
サービス提供会社の概要
会社名:株式会社スマートバリュー
代表者名:取締役兼代表執行役社長 渋谷 順
所在地:大阪市中央区道修町三丁目6番1号 京阪神御堂筋ビル7階
設立年月;1947年6月
資本金;1,044,944千円(2023年6月末現在)
上場市場:東証スタンダード市場(証券番号:9417)
事業内容:クラウドソリューション事業
ホームページ:https://www.smartvalue.ad.jp/