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2021年3月13日【自動車・販売】

SIP第2期「未来を変える自動運転ショーケース」開催

NEXT MOBILITY編集部

 

 

未来を変える自動運転ショーケース事務局は3月13日、3月25日から3月26日の2日間、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期自動運転(システムとサービスの拡張)〝未来を変える自動運転ショーケース“」を開催することを発表した。

 

地域における自動運転サービスの実用化に向けた連携を強化するための「地域自動運転サミット」(3月25日)、SIP自動運転においてこれまでに得られた成果発信のための「SIP第2期自動運転 中間成果発表会」(3月25日、26日)を実施する。

 

1.実施概要
(1) SIP第2期 自動運転 中間成果発表会
– 日時:令和年3月25日(木)13:00~17:00、令和3年3月26日(金)10:00~17:00
– 場所:東京ファッションタウンビル西館2F TFTホール1000

 

(2) 社会受容性シンポジウム
– 日時:令和3年4月25日(木)12:00~14:35
– 場所:TOC有明 4F コンベンションホールWEST

 

(3) 地域自動運転サミット
– 日時:令和3年3月25日(木)14:50~17:30
– 場所:TOC有明 4F コンベンションホールWEST

 

2.SIP第2期 自動運転 中間成果発表会
2018年から開始したSIP自動運転(システムとサービスの拡張)は、自動運転の社会実装に向けた技術開発や実証実験等を進めており、2021年で3年目を迎えた。信号情報、合流支援情報、車両プローブを活用した道路交通情報等の交通環境情報の構築と発信に係る技術開発をはじめ、東京臨海部実証実験や中山間地域における自動運転サービスの実証実験、仮想空間における安全性評価環境や地理系データの流通ポータルの構築とともに、社会的受容性の醸成、国際連携の強化などに取り組んでいる。

 

「SIP第2期自動運転 中間成果発表会」では、SIP自動運転が進める自動運転の実用化に向けた最新の研究成果を6つのコーナーで展示訴求する。

 

・Society5.0と自動運転
自動運転社会の実現を通して目指すSociety5.0の社会像と、SIP自動運転が進める取り組みの概要を紹介する。

・自動運転社会の実現を目指す技術
インフラ協調型自動運転の実現に向けた東京臨海部実証実験を中心とした交通環境情報の構築、仮想空間における自動運転車の安全性評価環境の構築、車両へのサイバー攻撃に対する侵入検知システムの調査研究などを進めている。

・自動運転の社会実装
過疎化が進む中山間地域における自動運転移動サービスの社会実装に向けた実証実験と持続可能なビジネスモデルの検討を進めている。また、自動運転の普及拡大を見据え、交通環境に関する地理系データを多用途に展開するためのポータルサイトの構築を進めている。

・人と親しむ自動運転
自動運転車や普及が進む運転支援車について人が習得すべき知識や効果的な教育方法の検討や、視野障がい者への高度な運転支援システムの有効性検証等を通して、すべての人が安全・安心に移動できる社会を目指している。

・社会を見据えたSIP自動運転
自動運転社会の実現のため、SIP自動運転では、社会に受け入れてもらうための市民への情報発信や、産学官連携の推進、海外との連携活動を進めている。

 

3.社会受容性シンポジウム
「令和2年度高度な自動走行・MaaS等の社会実装に向けた研究開発・実証事業(経済産業省・国土交通省)」の社会受容性シンポジウムが「地域自動運転サミット」と同日、同一会場で開催される。地域住民の自動運転サービスへの期待、対する政府・業界の取り組みを紹介し、自治体や関係事業者が協力して、「自分のまちで自動運転車を走らせる」を実現するために役立つ情報を発信する。

 

また、福井県永平寺町では、これまで経済産業省と国土交通省で実施してきた実証プロジェクトの成果を生かし、全国に先駆けて、3月末から遠隔システムを用いた無人自動運転移動サービスの本格運行を予定している。先進事例として紹介するため、本シンポジウムの機会に、本格運行の開始に併せて、オンラインで永平寺町と東京の会場をつなぎ、「永平寺町自動運転出発式」を実施する。

 

 

 

4.地域自動運転サミット
自動運転による地域の社会的課題の解決や持続可能な公共交通システムの実現に向け、各地域が抱える社会的課題や自動運転に期待される役割、自動運転サービスの実用化に係る課題等を共有し、解決に向けた議論や地域間の連携強化を目的として、自動運転サービスの実用化に向けた取組を進めている地域の自治体や事業者、自動運転に係る技術開発を進めているベンチャー企業等が一堂に会する「地域自動運転サミット」を開催する。

 

 

 

– イベントの詳細
https://sip-adus-showcase.com

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。