新明和工業は、5月21日、脱着ボデートラック「アームロール」の車両総重量7.5トン車対応の新モデルを5月22日に発売することを発表。
また、このモデルには、操作をサポートする初心者向けナビ画面『ビジュアルャッチング・サポート 』がオプション設定されることも明らかにされた。
脱着ボデートラックとは、一般貨物のほか、廃棄物などを効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、コンテナをチルトアップして積載物を排出する機能 を備えた車両のこと。
新モデルは、市場に流通している標準的な4トン車用コンテナを搭載することができる、小型ワイド車対応モデル。
特に、2017年3月12日に新設された準中型免許に対応した車両(車両総重量7.5トン車)に架装を行うことで、準中型免許を取得した若手ドライバーでも即乗車が可能だ。
さらに新モデルでは、脱着ボデートラックを初めて操作するドライバーに対応したオプション『ビジュアルキャッチング・サポート』を新たに設定。
これは、車両に装着した4つのカメラからの映像を運転席の7インチモニターに集約し、操作する際の”コツ”をガイド線として表示することで、初心者ドライバーの早期戦力化をサポートする機能だ。
ちなみに、この機能は、音響メーカーのクラリオンが開発した、車両の前後左右などに取り付けた複数のカメラによる俯瞰映像で安全走行を支援する車載カメラシステム「SurroundEye」を採用。
分画画面(写真左下)や拡大画面(写真右下)など様々なモードで、俯瞰映像やキャッチング映像等を見ることが可能だ。
価格は236万円(標準仕様・税抜)だ。