新明和工業は11月1日、ローダーダンプ(建設機械運搬兼用ダンプトラック)にテールゲート自動開閉機能(エフゲート)を追加し発売した。
エフゲート付ローダーダンプはテールゲート開閉操作に油圧機構を採用し自動化する。従来製品の手動による開閉が不要となり作業の省力化に貢献。テールゲート上開き構造を採用することで、荷台との隙間や段差を解消し、建設機械の安定した載せ降ろしが可能となる。
更に、従来製品のローダーダンプ用オプションとして「テールゲート操作力軽減装置」と「スロープ格納式テールゲート」を追加設定(小型標準キャブ3トンクラス)した。
■特長
(1)テールゲートの自動開閉
ダンプ、スライドの操作に合わせてテールゲートが自動開閉。標準装備の開閉スイッチ操作により任意動作が可能。
(2)荷台とテールゲートの隙間や段差を解消
テールゲートを開いた際に荷台との隙間や段差を無くすことで建設機械の安定した載せ降ろしが可能となった。
(3)テールゲートを固定する上部のヒンジ(上部金具)の廃止
テールゲートの開閉ロックに油圧機構を採用。上部金具を廃止した事でスムーズな建設機械の載せ降ろしが可能となった。
■同時発売オプション(従来製品のローダーダンプが対象)
(1)テールゲート操作力軽減装置
(2)スロープ格納式テールゲート
■販売開始時期
2021年11月1日
■販売目標(エフゲート付ローダーダンプ)
60台(2022年度)
■主な用途
土砂、砂利、砕石等の運搬・排出、建設機械の運搬