DeNA SOMPO Mobility(以下、DeNA SOMPOモビリティ)は5月25日、運営する個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」に向けた専用保険「カーシェアプロテクト(※1)」を、損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)と共同開発したと発表した。
カーシェアプロテクトでは、オーナーが事前にクルマに適した補償プランを設定、ドライバーがその保険を契約することで、事故の際、設定された補償が受けられると云う。
エニカは、2015年の開始以降、累計で自動車2万台以上(1,000車種以上)、会員45万人以上の登録を有する個人間カーシェアサービス。
今回、DeNA SOMPOモビリティは、個人間カーシェアをさらに一般化させるためには、事故やトラブルなどの不安に真正面から向き合う必要があるとして、その不安を解消すべく、損保ジャパンと個人間カーシェア専用保険の「カーシェアプロテクト」を開発した。また今後、会員プログラムやコミュニティガイドラインの制定も予定するなど、安心・安全なカーシェアライフをサポートするため、エニカを大きく生まれ変わらせるとしている。
なお、カーシェアプロテクトや今後の安心・安全に関する取組の詳細は、今後、公式サイト等で案内されると云う。
※オーナーは、6月14日以降から設定可能。ドライバーの利用は、7月21日以降、利用可能。
[カーシェアプロテクトの概要]
カーシェアプロテクトでは、車両補償を中心に、従来の補償からより充実した内容へとアップグレードする。
<主な補償内容>
・車両補償金額最大1,000万円
これまで限度額300万円だった車両補償金額に、新たに600万円、1,000万円の選択肢を用意。
・運転中以外の事故や盗難も補償範囲に
シェアしているクルマの使用中、または管理中の盗難・衝突・接触や偶発的な事故も補償の範囲に。
・詐欺・横領も補償範囲に
詐欺・横領などの万が一のトラブルによってクルマに損害が生じた場合に、設定保険金額を限度に保険金をオーナーに支払う。
※保険金が支払れない場合等、契約者にとって不利益となる事項やその他注意事項等があるので、必ずクルマ予約の際に表示される「約款」をよく読むこと。
<免責0円オプションの設定>
オプションの追加充実した車両補償だけでなく、より安心安全なカーシェアを実現するため、ドライバーがシェア時に追加することで、免責金額が0円になるオプション(1,400円)を用意。
<事故受付用カスタマーサポートの開設>
事故時のサポート体制充実のため、365日24時間対応可能な事故受付専用カスタマーサポートを開設。連絡後、専任スタッフが迅速に事故時の初動対応をサポートし、オーナーへの第一報や保険会社との連携も行う。
[コミュニティガイドラインの制定]
エニカが目指す“オーナー&ドライバーへの「自由なカーライフ」の提供”を実現するため、価値観や行動規範をまとめたコミュニティガイドラインを制定。ガイドラインでは、推奨・禁止行為をより明確にし、禁止している行為に対しては、引き続き利用規約に基づいた利用停止などの厳格な対応を実施する。
■DeNA SOMPOモビリティ:https://ds-mobility.jp/
■Anyca(エニカ):https://anyca.net/