マーケットリサーチ等を手掛けるシニアコムは、6月13日、50歳以上の男女532名を対象に実施した「高齢者の自動車運転」に関するアンケート結果を発表。「自動運転車を利用したいと思う人の割合は37.4%」等の調査内容を公表した。
この調査は、2018年3月8日(木)~3月13日(火)に、インタネットにより実施。
有効回答者数532名(50代60名、60代261名、70代187名、80代以上23人)で、男女内訳は男性350名/女性182名。
この調査で、「自動運転車を利用したいと思いますか」という質問に対し
自動運転車を「利用したい」と思う割合は37.4%
「利用したくない」と思う割合は30.6%
「わからない」と回答した割合は32.0%
という結果となった。
また、「自動運転車を利用したい」と回答した人に対し、「自動運転車の普及に対して期待したいことは何ですか」という質問については
「交通事故の減少」79.9%
「運転負荷の軽減」64.3%
「誤発進の減少」60.8%
「高齢者の行動範囲の拡大」56.8%
の順に割合が多いことが分かった。
同社のアンケートでは、他にも、ドライバーの関与を不要とする「完全自動運転車はどのくらいで実現すると思うか」も調査。結果は、
「5年以上」が最も多く、「4から5年」「2から3年」の順に続くことから、
「完全自動運転車の市場流入は先の話と考えているシニアが多いのでは」
と同社では見ている。
ちなみに、この調査では、運転免許保有率等の調査も行っている。
詳細は同社サイトにてご覧頂きたい。