CARNNYは、4月27日、同社が運営する中古車の個人売買サービス「CARNNYマーケット」の取引システムをリニューアルしたことを発表した。
今回のリニューアルの主なポイントは、オファー方式の取引システムの導入。
従来の商談システムでは、掲載者は理想の「希望価格」を掲載し、購入希望者が「値下げ交渉」をすることが前提だった。
それが、今回導入したオファー型では、掲載者は最低限手元に残したい「最低金額」を掲載し、購入希望者は「最低金額」よりも高い金額を提示することになる。
これは、「高額商品を値下げる事の心理的障壁」を取り除き、「マッチング機会」を増加させることで、「市場の需要に見合った値段」での成約を狙うのが目的だ。
また、従来の個人間でのマッチングに加え、買取事業者からのオファー受付も開始。ユーザは個人売買と買取業者からハイブリッドにオファーを受けることが可能となった。
中古車売買のマッチングサービスは、近年増加傾向にあり、競争も激しくなりつつある。今回のリニューアルによる効果が気になるところだ。
参考:CARNNYマーケット