スカニア(スウェーデン・ストックホルム発)は9月17日から22日まで、独ニーダーザクセン州ハノーバーで開催されるIAA Transportationで、多様な製品ラインナップを展示する。
そのひとつは、最新のBEVトラクター。その他、バイオ燃料を使用する大型トラックのラインアップを展示する。ちなみにスカニアのBEVトラックのラインアップには現在、ほぼすべての用途の車両が含まれており、大型の採掘用途や木材搬送トラックも含まれている。
スカニアのクリスチャン・レビン社長兼最高経営責任者は、「当社は、市場最大の積載量、最速の充電環境、そして最高の運転体験を備えた優れたBEVトラックをお届けする準備を整えており、当社のお客様は、通常業務に悪影響を与えることなく、より環境に優しい選択肢の恩恵を受けることができ、それによって化石燃料を使用しない重量輸送に貢献できます。
当社の車両ラインナップは独自のモジュール式アプローチにより、バッテリー パック、シャーシ、パワーテイクオフソリューション(作業動力の取り出し機能のバリエーション)、キャブの種類、車軸構成に関する多種多様なオプションが提供致します。
加えて電動車両による輸送事業は、エコシステム全体の助けを借りる必要があります。従って我々は、お客様の最高のパートナーになるべく、充電インフラ、バッテリー性能監視ソリューション、運行車両のルート計画環境など多くのサービスが含まれます。これまで私たちは、そうした全てのエコシステムを整備するために懸命に取り組んできました」と語っている。
最後にIAAの展示では、ドイツでグリーントラック賞を獲得したスカニア スーパー 460Rが展示される。同社の新しい13リットル トラックは、圧縮バイオガスと液化バイオガスの選択肢が用意され、後者のフル充填時に於ける航続距離は最大1,800キロメートルであると謳われている。