トヨタ自動車は1月30日、2018年の12月と年間のトヨタ、ダイハツ工業及び日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を下記の通り発表した。
■2018年12月実績
単位:台 ( )は、前年同月比%
国内生産:完成車+KD(国内ラインオフベース)
国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)
海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフベース)
グローバル生産:国内生産+海外生産
<国内生産>
トヨタは、24.0万台(前年同月比91.6%)と、前年同月実績を下回った。
ダイハツは、7.6万台(前年同月比98.5%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回った。
日野は、14.0千台(前年同月比104.5%)と、6ヶ月振りに前年同月実績を上回った。
合計は、33.1万台(前年同月比93.6%)と、前年同月実績を下回った。
<国内販売>
トヨタは、11.4万台(前年同月比89.6%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、4,028台(前年同月比79.6%)、軽自動車の販売は、2,629台(前年同月比113.1%)となった。
除軽市場におけるシェアは、44.4%(前年同月差-3.3ポイント)となった。なお、含軽市場におけるシェアは、29.4%(前年同月差-2.9ポイント)となった。
ダイハツは、4.88万台(前年同月比104.3%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は4.48万台(前年同月比102.1%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
軽市場におけるシェアは、32.8%(前年同月差-0.5ポイント)となった。
日野は、5.8千台(前年同月比100.2%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は、3.1千台(前年同月比109.9%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
普通トラック市場(※)におけるシェアは、39.5%(前年同月差+3.5ポイント)となった。
※最大積載量4t以上のトラック(輸入車を除く)
合計は、16.9万台(前年同月比93.7%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回った。また、含軽市場におけるシェアは、43.5%(前年同月差-2.1ポイント)となった。
<輸出>
トヨタは、北米・中南米・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が減少し、15.7万台(前年同月比89.5%)と、前年同月実績を下回った。
ダイハツは、輸出が0台となった。
日野は、北米・中南米・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、7.6千台(前年同月比106.2%)と、6ヶ月振りに前年同月実績を上回った。
合計は、16.4万台(前年同月比90.1%)と、前年同月実績を下回った。
<海外生産>
トヨタは、北米・欧州・アフリカで減少し、41.5万台(前年同月比97.6%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を下回った。
ダイハツは、インドネシアで増加し、4.2万台(前年同月比185.2%)と、12ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
日野は、アジアで増加し、4.5千台(前年同月比142.4%)と、18ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は、46.2万台(前年同月比102.2%)と、3ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
■2018年 年間実績
単位:台( )は、前年比%
国内生産:完成車+KD(国内ラインオフベース)
国内販売:登録+届出(海外生産車を含む)
海外生産:KDを除く海外生産(現地ラインオフベース)
グローバル生産:国内生産+海外生産
■参考:海外及びグローバル販売
単位:万台( )は、前年比%
<国内生産>
トヨタは、313.9万台(前年比98.4%)と、2年振りに前年実績を下回った。
ダイハツは、92.9万台(前年比101.1%)と、3年連続で前年実績を上回った。
日野は、16.2万台(前年比104.0%)と、2年連続で前年実績を上回った。
合計は、423.0万台(前年比99.2%)と、2年振りに前年実績を下回った。
<国内販売>
トヨタは、156.4万台(前年比95.8%)と、3年振りに前年実績を下回った。レクサスブランド車の販売は、55,100台(前年比120.8%)、軽自動車の販売は、37,570台(前年比122.1%)となった。
除軽市場に占めるシェアは、45.6%(前年差-1.7ポイント)となった。なお、含軽市場におけるシェアは、29.7%(前年差-1.5ポイント)となった。
ダイハツは、64.7万台(前年比102.5%)と、2年連続で前年実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は、61.2万台(前年比101.5%)と、2年連続で前年実績を上回った。
軽市場に占めるシェアは、31.8%(前年差-0.9ポイント)となった。
日野は、7.1万台(前年比104.5%)と、9年連続で前年実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は、3.6万台(前年比100.3%)と、9年連続で前年実績を上回った。
普通トラック市場(※)に占めるシェアは、40.1%(前年差+1.9ポイント)となった。
※最大積載量4t以上のトラック(輸入車を除く)
合計は、228.2万台(前年比97.9%)と、3年振りに前年実績を下回った。含軽市場に占めるシェアは、43.3%(前年差-1.3ポイント)となった。
<輸出>
トヨタは、中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、189.0万台(前年比104.0%)と、2年連続で前年実績を上回った。
ダイハツは、輸出が1台となった。
日野は、北米・中南米・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、8.2万台(前年比102.8%)と、2年連続で前年実績を上回った。
合計は、197.2万台(前年比104.0%)と、2年連続で前年実績を上回った。
<海外生産>
トヨタは、北米・欧州・オーストラリアで減少し、574.7万台(前年比98.8%)と、7年振りに前年実績を下回った。
ダイハツは、インドネシアで増加し、53.8台(前年比156.3%)と、3年連続で前年実績を上回った。
日野は、アジアで増加し、5.3万台(前年比133.0%)と、4年連続で前年実績を上回った。
合計は、633.7万台(前年比102.2%)と、3年連続で前年実績を上回るとともに、過去最高となった。