トヨタ車体は3月10日、一人乗りの超小型・電気自動車(EV)「コムス(COMS)」を一部改良し、4月1日に全国のトヨタ販売店で発売すると発表した。
トヨタ車体独自ブランドの2代目として2012年7月に誕生したコムスは、走行時のCO2排出量ゼロで環境にやさしく、狭い道での走行や狭いスペースでも駐車しやすいことなどから、宅配や宅食などの配送サービス、観光や自治体のシェアリングサービスを中心に、10年間で約9500台が販売。今回、最大積載量の拡大や使い勝手の向上など、配達業務での使い勝手の向上等の改良が実施された。
<主な改良点>
1.最大積載量の拡大
宅配、宅食などの小口配送サービスをはじめとするユーザーからの要望を受け、3つのバリエーションごとの使われ方に合わせて最大積載量を拡大。
2.その他の変更点
他にも、以下、利便性を高めるための機能の変更・追加を実施。
①パーキングブレーキかけ忘れ/戻し忘れ警告を追加。
②充電ケーブルの長さを延長(3m→5mに延長)。
③キャンバスドアのカラー変更(ブラック→グレー)。
[メーカー希望小売価格](消費税10%込)
– P・COM:960,300円
– B・COM:
・デリバリー:984,500円
・デッキ:940,500円
・ベーシック:799,700円
販売:全国のトヨタ販売店(一部を除く)
トヨタ車体は、超小型EVを国内で先駆けて開発してきたノウハウを活かし、今後も顧客ニーズに合った、より良いコムスづくりを進めると共に、カーボンニュートラルの実現に貢献していくとしている。
■(トヨタ車体)コムス:https://coms.toyotabody.jp/