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2021年7月26日【自動車販売】

三菱ふそう、石川県の金沢支店を移転し8/17から営業開始

NEXT MOBILITY編集部

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三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)は7月26日、石川県内で最大の入庫数がある、北陸エリアの中核拠点である金沢支店を、従来の金沢市から白山市内に移転し、8月17日から営業を開始すると発表した。

 

なお、「ミライ」プロジェクト(※)の一環として行われた金沢支店の移転は、この枠組みにおいて初の移転ケースになると云う。

 

三菱ふそう・ロゴ

金沢支店は、金沢市の物流を支える海側環状道路、山側環状道路、そして国道8号線にほど近く、金沢市と白山市にまたがる北陸自動車道白山インターチェンジから2.5kmに位置し、金沢市に加えて白山市の工業エリアからのアクセスも良好であると云う。

 

この新拠点は、ふそうディーラーコンセプトに基づき、ブランドカラーの赤・黒・白を基調としたモダンな外観デザインとし、建材にこだわることで耐久性と安全性を追求。また、環境に配慮してバイオ式3次排水処理装置も採用し、排水を再利用できるレベルまでのろ過が可能。

 

また、受付エリアと整備工場が屋内で繋げることで、雨天や降雪時の客の対応や労働環境に配慮。大型10ストール・中小型3ストールに相当する整備能力を有する整備工場には、多機能リフトといった最新式整備機器を導入したほか、作業効率向上のため、レーンの前後通り抜けを可能にするなどの配慮もされている。加えて、工場の入庫・作業状況がひと目でわかる「デジタル管理ボード」を、事務所とメカニックルーム、入口通路に設置し、入庫管理の円滑化を目指した。

 

さらに、メカニックの労働環境を改善すべく、男女別の浴室・シャワールームを完備。客の待合室も男女別とし、リクライニングチェア等、快適な空間を志向。現在国内外で200台以上が稼動する小型電気トラック「eCanter」用の急速充電設備も北陸で初めて設置した。

 

そして地域社会に溶け込んで事業活動を行いたいという願いから、敷地に隣接する地蔵尊を地元町会と共に守るため、地蔵尊由来の銘版を設置した。

 

 

※高品質なサービスを顧客に提供し、また従業員の働く環境を改善することを目的に、国内販売拠点の設備や施設の改良を「ソフト」と「ハード」を組み合わせたアプローチで行うプロジェクト。ソフト面では、2017年に国内販売拠点で開始した「リテールエクセレンス」と呼ぶ活動の下、整備業務のプロセス改善と販売部門社員への意識改革を促進。ハード面では、プロジェクトのコンセプトである「3R」(改装 -Refurbish、再建 –Rebuild、移転 -Relocate) に基づき、全販売拠点を対象に評価を行い設備と施設の改良を実施する。

 

 

[金沢支店の概要]

 

– 所在地:石川県白山市番匠町303
– 営業時間:9:00~18:00
– 電話番号:076-216-2050(代表)
– 定休日:日曜日・祝日・第2土曜日

– 整備設備:

・整備レーン:10(4柱×3基、3柱×1基、2柱(大型用)×5基、2柱(中小型用)×3基、2分割フロアリフト×1基)

※ストール数では大型10、中小型専用3に相当。

・板金ストール1、塗装ストール2、屋内洗車場1、完成検査場1

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。