中古車買取・販売のガリバーを運営するIDOMは7月14日、多様性を活かした働き方の推進を目的に、2022年2月(予定)に本社を移転すると発表した。移転を契機に、現在の本社機能を「意思決定の場」と「ビジネス創造の場」の2つの機能に分け、それぞれの機能のためのオフィスを新設することで、社員の多様な働き方と組織の生産性を最大化、さらなる経営革新を実現すると云う。
<本社の移転先および移転日>
– 移転先:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー26階(予定)
(移転前:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング25階)
– 移転日:2022年2月(予定)
※東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 日比谷パークフロント18階にサテライトオフィスを新設し、2021年7月19日より使用開始予定。
多様性を活かした働き方
IDOMでは、組織のエネルギーやダイナミズムを一層発展させ、さらなる経営効率の向上と経営革新を実現する一環として、社員の多様な働き方を尊重し、推進する取り組みを強化。一方、コロナ禍で、リモートワークが急速に普及してオフィスのあり方が見直される中、以前より遠隔環境においても安定的な業務活動を促進すべく、ITを用いた効率的な働き方を積極的に取り入れ、本社においては、在宅勤務を中心に業務を遂行。ITツールの活用や効率的な仕事の進め方の定着を図ってきたと云う。
このような背景の中、IDOMは、社員自身が業務環境に応じて、リモートワーク・オフィスワーク等のワークスペースを自由に選択できる環境のみならず、さらなる創造性を発揮できる環境を整えるという考えの下、意思決定の場となる本社機能に加えて、社員の日常的な活動の場となる業務機能として、今回、サテライトオフィスを活用する方針とした。
IDOMは、本社の移転・新設を、持続的な成長の原動力とすべく、また、今後とも創業時から標榜する「流通革命を起こす」という志を遂行する根源として、社員個々の能力やパフォーマンスをより一層発揮できる組織づくりを推進。併せて、社員自身が公私ともにより活き活きと健全に成長し続けられる取り組みを積極的に推進することで、お客様の利便性の向上のみならず、イノベーティブなサービス開発・提供による新たな価値の創造を実現していくとしている。
新たなオフィス環境と2つの機能
<1.意思決定の場となる機能>
機密性の高い情報を取り扱う堅固な環境として、高い防音性や外部からのアクセス制限等を施し、これまで以上にセキュリティを強化することで、効率的な意思決定を図る。また、明確な思考の発揮、適正で重大な判断が行えるようフォーマルな距離感や緊張感があるデザインを施す。
・全社の機密情報を取り扱い、迅速かつ適切な意思決定を行う環境。
・全社の決定事項の周知・説明する環境。
<2.ビジネス創造の場となる機能>
対面だからこそ発揮される価値を最大限引き出せるようなクリエイティブな場所として、社員一人ひとりの生産性、効率性、創造性の向上を図る。また、ソーシャルディスタンスや業務内容に応じて、社員自らがワークスペースを選択できるフリーアドレスを導入。共用スペースは、自然と部署間の連携や社員同士のコミュニケーションを活性化できるよう、見通しが良いデザインを施す。
・社員が議論を重ね、課題の設定および解決方法を深く模索できる環境。
・社員があらゆる人・部署・PJとオープンに繋り、相談できる環境。
・信頼関係やチームビルディングの醸成にあたって、温度感や感情を共有しやすい環境。
・IDOMの文化や理念を受け継ぎ、社員自身で語り継げる環境。
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