本田技研工業(ホンダ)は4月1日、タイの二輪車販売現地法人「エー・ピー・ホンダ(A.P. Honda)」と、二輪車およびパワープロダクツの生産現地法人「タイホンダマニュファクチュアリング(Thai Honda Manufacturing)」、そして持株会社「エイチピーディー(HPD)」の3社を合併し、3月31日に新会社を設立したと発表した。
今回ホンダは、事業体制の効率化を図ることを目的に、タイにおける二輪車の生産・販売とパワープロダクツ生産事業を一体化。新会社では「タイホンダマニュファクチュアリング」の名称を継続する。
ホンダは、新会社設立により、これまでにない事業環境の変化が想定される現在、変化に即時対応できる事業スピード・事業体質を構築して、持続的に成長し、今後もタイのホンダユーザーの期待を超える二輪車やパワープロダクツを提供することを目指すとしている。
[新会社概要]
– 会社名:Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.
(タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド)
– 設立:2021年3月31日
– 資本金:5億5千万タイバーツ
– 出資比率:
・本田技研工業株式会社:37%
・アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド:35%
・その他 28%
– 代表者:社長 木村 滋利
– 所在地:タイ・バンコク
– 従業員数:約9,400名
– 事業内容:二輪車の製造・販売、パワープロダクツの製造
– 生産能力:
・二輪車 170万台/年
・パワープロダクツ:完成機 18万台/年、ENG 272万台/年(ENGライン生産の完成機(ポンプ)は完成機能力に含まず)
■Thai Honda(英語):https://www.thaihonda.co.th/honda/