写真左から、ロールス・ロイス・モーター・カーズ名古屋でゼネラルマネージャーを務める森寿徳氏、ロールス・ロイス・モーター・カーズでアジア太平洋リージョナル・ディレクターを務めるアイリーン・ニッケイン氏、NTPインポートHDで代表取締役社長 を務める小栗 一朗氏、ロールス・ロイス・モーター・カーズでアジア太平洋リージョナル・セールス・マネージャーを務めるサンオク・リー氏
ロールス・ロイス・モーター・カーズ正規販売代理店のNTPインポートHDは7月19日、ブランド最新のデザイントレンドを取り入れたショールームを名古屋市千種区で刷新した。同販社拠点は、中部地区の旗艦店として2016年にオープン。今回、ロールス・ロイスが世界各地で展開中の新たなビジュアル・アイデンティティに基づく最新鋭店舗として装いが改められた。
その建屋は、自然光が差し込むガラス張りの2階建て構造となっており、現代的なエレガンスと洗練さをシームレスに融合したもの。新たな装いにより、来訪顧客の好奇心や想像力を刺激し、妥協のない仕様を発注できるよう対話を促しながら、これまでの感動を超えたブランド体験を提供すると謳っている。
デザインコンセプトは、エントランスのドアの設えから始まっている。そこにはロールス・ロイスを象徴するパンテオン・グリルをモチーフに、全てのロールス・ロイス車に輝くスピリット・オブ・エクスタシーが飾られ、独自のラグジュアリー感と職人技を組み合わせて提供するというロールス・ロイス・ブランドの精神性を如実に表現したものとなった。
ショールームを更に内部へと進むと、ラウンジスペースの「キャビネット・オブ・キュリオシティ( Cabinet of Curiosities )」がある。ここには時代を超越したオブジェやアートワークが折衷的にディスプレイされ、更にショールームの内部へと進んでいくと、ウッドパネル、レザー、刺繍糸、ラムウールやテキスタイルのサンプルなど、ロールスロイスブランドならではの精緻な職人技によって生み出されるエレメントの数々が美しいディスプレイで演出されていた。
特に色鮮やかなカラーサンプルトとして並べられたエクステリアカラーは壮観で、これと組み合わせるインテリアのレザーサンプルには、こちらもロールス・ロイスを象徴する傘の持ち手をあしらったバーに美しく巻かれている。
それらはいずれも、ショールームの来訪者に新たなインスピレーションを与えたり、思ってもみなかったアイディアの源泉となったり、自分だけのビスポークモデルづくりを考えるにあたり、具体的に、どのようなクリエイティビティを依頼すれば良いかなど、自らが本当に欲しいクルマはどのようなものか、顧客側がそうした提案の切っ掛けを促すことができるような空間に仕立てられている。
また今回、ショールームのオープンに合わせて特別に公開されている車両として、ロールス・ロイスの120年の歴史を祝して120台限定で世界的に展開されたビスポーク・モデル、「ゴースト・プリズム(Ghost Prism)」が佇む。
それは現代的なデザインの世界観からインスピレーションを受けた「ゴースト・プリズム」で、ダークでニュートラルな色調にかすかな色の刺激を加えるという斬新な手法を取り入れ、現代のラグジュアリーの世界観を明確に表現。
深い光沢のある仕上りのガンメタル・グレーのボディに、イエローの大胆なアクセントカラーがバンパー下部のインサート、ブレーキキャリパー、コーチラインに配され、ソリッドなフォルムと明るくスペクトラルな色彩のコントラストに着想を得て、「ゴースト・プリズム」と名付けられたクルマだという。
ドアを開いた先に広がるエクステリアには、創業者ヘンリー・ロイス卿のゆかりの地であるウェスト・ウィッタリング・ビーチの美しい色合いにインスパイアされたウィッタリング・ブルーが取り入れられ、鮮やかなマンダリン・カラーのショルダー・ラインが、エレガントかつコンテンポラリーな雰囲気を際立たせた仕様となっていた。
さて今回、中部圏で逸早く刷新された同ショールームの景観について、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋リージョナル・ディレクターのアイリーン・ニッケイン氏 (Irene Nikkein)は、「ロールス・ロイスは、ビスポークへの関心が更に高まっている今日、最新のビジュアル・アイデンティティのショールームを名古屋に開設して、洗練された審美眼を持つ大切なお客様に対して、比類なきラグジュアリー体験をお届けできることを心より嬉しく思います。
この新しいショールームは、卓越したクラフツマンシップ、精巧なデザイン、革新性、そしてビスポークの無限の可能性を、自動車という枠を超え、より広いラグジュアリー領域に亘って、お客様へお届けするという私たちのコミットメントを示すものです」と述べた。
またNTPインポートHDで代表取締役社長を務める小栗 一朗氏は、「日本の中心に位置する名古屋に、最新のビジュアル・アイデンティティを採用した日本最大級のショールームをオープンできたことを嬉しく思います。
ロールス・ロイスという最高の車に相応しい最高のおもてなしを、お一人おひとりに合わせて提供することで、より多くの皆様にロールス・ロイスの魅力を身近に感じて頂けることを目指して参ります。
また、この場所は単なるショールーム拠点ではなく、ロールス・ロイスのオーナーの皆様がサロンのように集い、他にはない寛ぎを得られるスペースとしたいと考えております。ロールス・ロイスの大切なお客様が、ここで多くの思い出を作り、素晴らしい時間を過ごして頂けることを心より願っております」と話し、多くの顧客の来訪を促していた。
写真左から、NTPインポートHDで代表取締役社長を務める小栗一朗氏、ロールス・ロイス・モーター・カーズでアジア太平洋リージョナル・ディレクターを務めるアイリーン・ニッケイン氏
ロールス・ロイス・モーター・カーズ 名古屋
所在地:愛知県名古屋市千種区内山3丁目9−14
営業時間:10:00 – 18:00(月曜日定休)
TEL:052-744-0304
ウェブサイト:https://www.rolls-roycemotorcars.com/nagoya/ja_JP/showroom.html