KINTOは、「一人ひとりの移動に感動を」掲げる自社のVISIONに基づき、身体が不自由な方や高齢者、それを介護・介助する人にも気軽に移動を楽しんで貰うためのモビリティサービスを「KINTO care」と定義し、どのようなサービス体制を敷くか検討してきた。
今回は、その一環として8月1日より、1カ月単位での利用が可能( 契約後、その月を含む3カ月間は中途解約不可/契約月の翌々月末までが最低利用期間 。以降1カ月単位での利用が可能 )で、申込金・中途解約金も不要な「福祉車両サブスク」を、個人ユーザーを対象として、まずは石川県・石川トヨペットカローラで開始する。
ちなみにKINTOが、福祉車両のサブスクサービスの提供を始めた背景には、同社がサブスクサービスを開始して2年目の2021年にまで遡る。この時期から同社は、乗降が容易になるターンチルトシートを設定した車両の取り扱いを開始したのが切っ掛けだ。
その際、同タイプの車両を利用した顧客から、「乗降サポート機能は、必要な期間が見通しにくいため、サブスクがぴったり」、「サブスクならライフステージに合わせて必要なクルマに乗ることができる」といった声を得た。そこでKINTOは、既存のサブスクリプションサービスの「KINTO ONE」とは別に「福祉車両サブスク」を新たなサービスとして開発・提供するに至った。
まず手始めに対象とする車種ラインナップは、車いす仕様車(スロープタイプ)のシエンタからスタートさせる。その後は、顧客からの要望を頼りにリフトアップシート搭載車など、福祉車両のバリエーションや車種の拡大を予定しているという。
ひとまず単独店舗で事業を開始する石川トヨペットカローラでは、「どなたにも、分け隔てなくお出掛けを楽しんで頂きたい。そのために福祉車両専門の体験型ショールームとしてモビリティパーク金沢を設けて、福祉車両の認知拡大・販売推進を積極的に拡大。今後は、より多くのお客様にご利用頂けるよう提供エリアを拡大していきます」と話している。
福祉車両サブスクの概要は以下の通り
– 取り扱い車種:シエンタ(2024年式・Gグレード・ガソリン・2WD・車いす仕様車 タイプⅠ)
– 月額利用料:118,000円/月(消費税非課税)
– 申込金・中途解約金:なし
– 契約期間:1カ月単位でご利用可能。中途解約は、当月末までの解約の申し出で、翌月末までの利用となる。
– 契約対象:個人顧客(事業用の用途は対象外)
– 契約形態:マンスリーレンタカー契約(1カ月ごとの自動更新)
– 月額利用料に含まれるもの:車両利用料、契約期間中の各種税金・保険(自動車税種別割、重量税、自賠責保険料、 自動車保険(任意保険)料)、メンテナンス(点検、車検など)、消耗品(油脂類、夏・冬タイヤなど)等
– 申し込み方法:WEBで来店予約の上、石川トヨペットカローラ・モビリティパーク金沢にて契約
– モビリティパーク金沢の詳細:
https://www.ishikawatoyopetcorolla.jp/all-shop/mobilityparkkanazawa
– WEBサイト:https://kinto-jp.com/care/
会社名:株式会社KINTO(KINTO Corporation)
設立:2019年1月
代表取締役社長:小寺信也
URL:https://corp.kinto-jp.com/