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2024年12月13日【レンタカー】

アルパインニューズら、宮古島にレンタカーモールを開設

坂上 賢治

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カスタマイズカーの企画・開発・販売を行うアルパインニューズ、OTAサイトOKIRENの運営を行うO-NAZ、自動車の出張整備サービスを全国展開するFixxの3社は12月13日、「アルスタレンタカーモール宮古島」をオープンする。

 

3社がアルスタレンタカーモール宮古島をオープンさせる背景には、近年、宮古島では観光客の増加に伴いレンタカー需要が高まっていることがある。但しその一方でレンタカー車両の整備工場不足や、事業者間の競争激化によるコスト増加などの課題もあった。

 

 

そこで、これらの課題解決を目指してレンタカー事業者同士が協力し合える環境づくりと宮古島を訪れる旅行者へ、より良いサービスを提供することで宮古島観光に貢献できるよう、以下の3つの展開を実施していく。

 

(1). レンタカー車両整備工場不足の解消
近年、宮古島への観光客は増加の一途を辿っており、レンタカーの需要も急増している。しかし、整備工場の数が需要に追いついておらず、整備士不足が深刻化している。そうした整備工場不足により、レンタカーの定期点検や修理が遅れ、車両の安全性や快適性が低下する可能性がある。また、トラブル発生時に迅速な対応が難しくなり、観光客の満足度低下に繋がることも懸念される。

 

そこで、こうした状況を改善するべくアルスタレンタカーモール宮古島では、レンタカー事業者に向けた整備工場を開設する予定。宮古島に於ける整備工場不足の解消と、利用顧客へ安全で快適なレンタカーを提供できるよう整備体制の一層の強化に努めていくとした。

 

 

上記を踏まえFixxの代表取締役を務める大塚裕斗氏は、「整備業界は今、深刻な危機に直面しています。自動車整備士の有効求人倍率は5.28倍(R5)、整備事業者の倒産や休廃業は過去最悪ペース。宮古島も例外ではなく、自動車整備の供給不足は島民、観光客、レンタカー事業者にとって大きな影響を及ぼすものと考えられます。

 

この共同事業では、Fixxが創業2年で構築した全国500名超の整備士ネットワークや整備・運用ノウハウを最大限に活用し、宮古島の自動車整備の課題解決に貢献したいと考えています。将来的には「国内外からの整備士移住支援」「DX推進」「AI活用」などのあらゆる有効な手段を駆使し、強力なパートナーと共に持続可能な業界構造の実現を目指します」と語った。

 

(2). 地域経済活性化(創客・誘客)
旅行予約サイトOKIRENと連携し、国内観光客はもちろん、韓国・台湾からのインバウンド訪日客にも宮古島の魅力をアピールする新たな取り組みを展開していく。

 

更に参画3社は以下の取り組みを展開していく

 

吉野海岸でのイベント開催
星空ツアー、BBQなど、ビーチの魅力を活かした多様なイベントを年間通して開催する。

 

Cal’s Motorユーザーへの優待
Cal’s Motorの車両オーナーはイベント参加費無料、アルスタレンタカーでCal’s Motorの車両をレンタルしたユーザーは吉野海岸の駐車場・入場料を無料とする。Cal’s Motorは、OKIRENとの連携を通して、より多くの利用者に宮古島の魅力の浸透と、地域の活性化に貢献してまいく。

 

(3). 地域貢献(環境保全)
宮古島にある吉野海岸では毎日のように流れ着く漂流ゴミの影響を受け、常に清掃が必要な状態にある。この素晴らしい環境を維持するために、アルスタレンタカーモール宮古島では、12月7日に吉野海岸で「吉野海岸 Beachクリーンイベント」を開催した。今後も継続して定期的にBeachクリーンを実施していく。

 

吉野海岸のクリーン活動ゴミ

 

アルスタレンタカーモール宮古島 店舗概要
所在地: 〒906-0012 沖縄県宮古島市平良西里972-4
アクセス: 宮古空港から車で10分
営業時間: 9:00~19:00
休業日: 無
電話: 0980-79-8825
URL : https://as-miyakojima-rentacar.jp/

 

 

<関連URL>

アルパインニューズ株式会社: https://www.alpinenews.co.jp/
O-NAZ株式会社 : https://o-naz.com/
OKIRENサービスサイト: https://okiren8131.com/
株式会社Fixx: https://fixbox.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。