情報流通支援サービスのオークネットは、「レンタルバイクに関する消費者意識調査」と題したアンケート調査を実施、12月7日にその回答結果について発表した。
それによると、バイク免許保有者のうち8割が、現在自身のバイクを保有していないと回答した。レンタルバイクの認知度については全体の半数以下であり、さらにその中でも実際に利用したことのある人の割合はわずか14.1%という結果となった。
回答結果の詳細については以下の通りとなっている。
1.実施概要
調査方法 インターネット上から回答
調査期間 2020年9月30日(水)~2020年10月11日(日)
回答数 1,208人
調査企画 オークネット総合研究所
2.アンケート結果概要
■バイク免許保有者のうち8割が、現在自身のバイクを保有していないと回答し、保有しない理由の上位3項目は「利用する機会がない」「自転車や車で十分」「金銭面の負担」だった。
バイク免許を保有していても、日々の生活シーンにおける利用機会の無さや、自転車や車を利用しているなどの理由でバイクの個人保有にはつながっていないということがうかがえる。
■レンタルバイクについて「存在を認知している」と全体の4割が回答し、認知している人のうち8割以上が「利用経験無し」と回答した。
レンタルバイクの認知度について全体の半数以下であり、さらにその中でも実際に利用したことのある方の割合は14.1%という結果となった。
■レンタルバイクについて、「利用経験あり」と回答した内の8割近くがその利用目的を「ツーリング、旅行等の趣味利用」と回答した。また、利用の際の重視ポイント上位3項目は「料金」「車種」「店舗の場所」だった。
レンタルバイクの利用目的のほとんどはツーリングや旅行等の一時的な利用が主で、買い物など日常的な利用は少ないという結果となった。また、重視ポイントの中で料金が最も大きい割合を占め、そのほか車種や店舗の場所などを重視する傾向がある。
■レンタルバイクの一日の利用料金については全体の9割近くが「6,000円以下が妥当」と回答した。
■レンタルしたいバイクの車種については全体の6割が「スクーター」と回答した。
ツーリングや旅行等の利用が多い現状だが、もしバイクをレンタルするのであればスクータータイプを希望する回答が最も高かったことが分かった。
■バイクのレンタル希望場所については上位3項目が「コンビニ」「レンタカー店」「駅・空港」となった。
■バイクのレンタル期間については全体の5割近くが1日利用をしたいと回答した。