MAZDA CX-5 XD Exclusive Mode(オプション装備車)
マツダは12月3日、これまでに世界で300万台以上を販売してきたクロスオーバーSUV「MAZDA CX-5」を商品改良し、全国のマツダ販売店を通じて同日より発売することを発表した。
「CX-5」は、2012年の初代モデル発売以来、際立つデザインや高い質感と力強い走りを兼ね備えたオールラウンダーとして、世界中で好評を博し、マツダのグローバル販売台数の4分の1を占める基幹車種のひとつになっている。
今回の商品改良では、走行性能と利便性の向上による、「走る歓び」の進化を図ったという。
走行性能の向上については、「SKYACTIV-D 2.2」搭載車では、出力の向上により、ディーゼルエンジンらしいパワフルな走りを強化した。高速道路への合流や追い越し加速シーンでのパワフルな加速を持続的に発揮することができる。
また「SKYACTIV-DRIVE(6AT)」搭載車(SKYACTIV-G 2.5T搭載車を除く)では、エンジンとトランスミッションの制御技術をアップデートすることで、アクセル操作に対する応答性をより高めている。素早くアクセルを踏み込んだ時、「ドライバーは早く加速をしたい」とクルマが判断し、これまでよりも素早く変速することで、ドライバーが欲しい加速力を瞬時に発揮するようにサポートする。
利便性については、乗る人がさまざまなシーンでより快適に運転を楽しめるように、センターディスプレイのサイズが8インチから8.8インチもしくは10.25インチに拡大。さらに、すべての機種に車載通信機が標準設定された。コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」との連携による利便性の向上や緊急通報サービスの提供などにより、24時間さまざまな場面で乗る人をサポートする。
また、特別仕様車「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」の設定や、100周年特別記念車への、低速から高速域まで滑らかな走りが特徴の2.5Lガソリンエンジンの追加設定で、選択肢をさらに充実させている。
なお、「PROACTIVE(プロアクティブ)」をベースにして、助手席シートが回転および昇降し、高齢の人や身体の不自由な人の乗り降りをサポートする助手席リフトアップシート車も、あわせて同様の商品改良を行った。
マツダは、今後もクルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることにより、顧客の間に特別な絆を持ったブランドになることを目指すという。
■CX-5
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/
■メーカー希望小売価格(消費税込)
価格帯:2,678,500円~4,141,500円