ジェイテクトは、5月16日、5月23日(水)から25日(金)までパシフィコ横浜にて開催される、「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」に出展し、自動運転対応技術やリチウムイオンキャパシタ等、クルマの未来に貢献する数々の次世代技術・製品を紹介することを発表した。
主な内容は以下の通り。
【出展コンセプト】
『No. 1 & Only One』 -より良い未来に向かって-
・自動運転化、電動化などクルマの未来に貢献する、STG・軸受・駆動製品のPR
・各種受賞技術…学会アワード技術に基づく展示で当社の技術力をアピール
【主な出展製品】
ラックパラレルタイプ電動パワーステアリング(RP-EPS)
大型乗用車の搭載に適した高出力電動パワーステアリングシステム。
ラックバーに並列するモーターと減速機ハウジングは世界最小クラス。システムの小型化・軽量化を実現し、車両搭載性を向上。
同社が長年培ってきたトライボロジーのノウハウを駆使することで、操舵時の摩擦を低減し、スムーズで快適な操舵を実現する。
2016年末に花園工場にて量産を皮切りに、米国、中国でも量産を推進し、世界中の顧客に貢献している。
大型輸送車(バス・トラック)の自動運転化対応技術
同社テストコース「ジェイテクト伊賀試験場」で行った、バス・トラックの自動運転対応技術のデモンストレーション映像を上映。自動走行を行うバスが安全かつ正確にバス亭に寄せ、停止する実写映像を放映する。
将来の公共交通機関の自動運転化に貢献する、同社の技術を量産前に紹介。
高耐熱リチウムイオンキャパシタ
独自技術により世界初の動作温度範囲 -40℃~85℃ を実現するチウムイオンキャパシタ。冷却装置を使用せずに車両に搭載することが可能。
その活用例として、EPS用補助電源システムがあり、EPSの出力向上を目指した「高出力ユニット」と今回、新たに「バックアップ電源ユニット」の開発も予定している。