ポルシェジャパン(本社:東京都港区 代表取締役社長:ミヒャエル・キルシュ)は7月16日、「新型ポルシェ911ターボ」および「新型ポルシェ911ターボカブリオレ」の予約受注を日本全国のポルシェ正規販売店で開始した。(坂上 賢治)
新世代となった911ターボと911ターボカブリオレの水平対向6気筒エンジン(3,745cc)は、電子制御バイパスバルブ付きシンメトリカルVTGターボチャージャーを備え、先代モデルを30kW(40PS)上回る 427kW(580PS)を発生する。0-100km/hは3秒台を切る2.8秒と先代モデルから0.2秒短縮した。
また今やオーバーブースト時間の制限がない750Nm(40Nm増)のトルクは自然で余裕ある全開加速を発揮する。このパワーを専用設定の8速PDKトランスミッションが伝え、320km/hの最高速度をマークする。
シャシーはフロントアクスル部で42mm拡大されたフロントトレッドと、新しい20インチ255/35タイヤを装着。4輪をアクティブ制御するPTMがフロントホイールにより多くのパワーを伝達できるようになった。一方で21インチホイーに315/30タイヤを履いたリアトレッドは10mm拡大。リアアクスルもアクティブ操舵されトラクションが増大している。対してボディは新しいシャシーを収めるためにフロントホイールでの車幅が45mm拡大されて1,840mmになる一方、ボンネットのプレスラインが新しくなった。
ブレーキシステムはフロントローターの直径が408mm(先代モデルより28mm増)、厚さが36mm(同2mm増)に。リアは厚さ30mm、直径380mmのブレーキローターを備えている。エグゾーストシステムはオプションも用意され、2種類のシャシーバリエーションも新たに設定されている。標準装備のPASMシャシーは、スポーツ性重視から快適性重視まで幅広く対応。一方より硬く、車高が10mm低くなる電子制御のPASMスポーツサスペンションは、新型911ターボへさらなる俊敏性をもたらすとしている。
ちなみに日本仕様の911ターボおよび911ターボカブリオレには、サラウンドビュー付パークアシスト、コンフォートアクセス、電動格納ドアミラー、ヒートシーター(フロント)など他マーケットではオプションとなる多くの装備を標準で搭載した。
車種:911ターボ
トランスミッション:8速PDK
ステアリング:右
希望小売価格:¥24,430,000(消費税込)
車種:911ターボカブリオレ
トランスミッション:8速PDK
ステアリング:右
希望小売価格:¥27,310,000(消費税込)
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