ポルシェジャパンは11月17日、「718ケイマンGT4 RS」の予約受注を開始した。
同社によると、718ケイマンGT4 RSは、軽量設計、非常に俊敏なシャシーのセットアップ、最新のエアロダイナミクス、そして独自のサウンドで感銘を与えるように開発された妥協のないドライバーズカーだという。
水平対向6気筒自然吸気エンジンは、最大出力500PS(368kW)、最大トルク450N・mを発生。トランスミッションは、7速のデュアルクラッチトランスミッション(PDK)を装備する。3.4秒(GT4のPDK仕様車:3.9秒)で静止状態から100km/hまで加速し、7速で315km/h(GT4のPDK仕様車:302km/h)の最高速度に達する。
ポルシェブランドアンバサダーのイェルク・ベルクマイスターは、最終段階のセットアップ調整において、20.832kmのコースを7分9秒300で周回。以前にベンチマークとして使用されていた20.6kmのショートバージョンのコースでは、7分4秒511で1周している。
また新しい固定式リアウイングのスワンネック式アタッチメント、およびアルミニウム製ウイングサポートは、エクステリアデザインの特徴的なエレメントとなった。WECやIMSAで活躍するGTレーシングカー、ポルシェ911 RSRと同じ形状の非常に効率的なウイングは、911 GT3によってポルシェ市販車に最初に採用されている。
オプションのヴァイザッハパッケージでは、フロントラゲッジコンパートメントリッド、プロセスエアインテーク、クーリングエアインテーク、エアボックスカバー、エクステリアミラーアッパートリム、およびリアウイングがカーボン織目模様仕上げになる。ポルシェ935のエグゾーストシステムに似たチタン製のテールパイプを採用し、リアに取り付けられたロールケージもチタン製に。ダッシュボード上部はRace-Tex素材で装飾され、大きな“Porsche”ロゴがリアウインドウに組み込まれる。
■希望小売価格(消費税込)
¥18,070,000