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ニュルブルクリンクで先代モデルのタイムを8.7秒短縮
独ポルシェAGは、ハイブリッドドライブを搭載した初のポルシェ911の販売準備が整ったことをアナウンスしている。同社によると広範な開発とテストのプログラムを経て、パフォーマンス重視のハイブリッドドライブを搭載した新型911の市販準備が整ったとしている。
同報告にあたってポルシェAGで911および718モデルライン担当副社長を務めるフランク・モーザー氏は、「当社のアイコンが61年の歴史上で初めて、ハイブリッドドライブシステムを市販モデルの911に搭載します。
この革新的なハイブリッドは911を更にダイナミックなものにします。私達は、ドバイでのテストの最終段階など、極寒の寒さから灼熱の暑さまで様々な事態を想定して、世界中のあらゆる条件下でテストを行いました。
新型911は、ドライブトレインの負荷が高い峠道の過酷な状況でも、あるいはストップ&ゴーの多い市街地の交通環境でも、最も困難な課題を見事に克服しています。
当社のエンジニアとテストドライバーは、合計500万km以上の開発走行を積み重ねてきています」と述べている。
5月28日の22:00(日本時間)にデジタルワールドプレミア
また併せて同車の開発に携わったヨルグ・ベルグマイスター氏(ポルシェのワークスドライバーとして活躍、2003年にはデイトナ24時間レースで勝利したポルシェのアンバサダー)は、「911の開発に於いて、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのテストとチューニングは常に特別な意味がありました。
パフォーマンステストの過程で先代モデルを8.7秒上回る7分16秒934のラップタイムを記録しました。テスト車両は、標準ロードタイヤに加え、数世代前からオプション設定されている高速走行時のダウンフォースを高める固定式リアウイングを備えたエアロキットを装着しています。
新しい911はサーキットでもかなり速くなりました。グリップの向上、パワーの大幅な増大、そしてパフォーマンスハイブリッドの自然なレスポンスも大きなメリットです」と語った。
なお、新型ポルシェ911のワールドプレミアは、5月28日の22:00(日本時間)に同社のYouTube< https://www.youtube.com/@Porsche/featured >サイトや、LinkedIn< https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:7195711896673566720/
>などで公開され。その後、オンデマンドでの視聴が可能となる。