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2023年1月20日【新型車】

プジョー、リフターに3列7人乗りロングボディを追加

NEXT MOBILITY編集部

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ステランティス(Stellantis)ジャパンは1月20日、プジョーのMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)であるリフター(RIFTER)の3列シート7人乗り仕様「リフター・ロング(RIFTER LONG)」を、同日より全国のプジョー正規ディーラーで販売すると発表した。メーカー希望小売価格(消費税含む)は455万円。

 

また発売を記念して、リフター・ロングを含めたラインアップおよびプジョーが提唱する「ALLURE(アリュール)」の世界観が体験できるデビューイベントを開催する。

プジョー・ロゴ

2020年11月に国内導入されたリフターは、オフロードにも対応するスタイル&走行性能を併せ持つSUVテイストのMPVとして、端正なフロントフェイスや前後左右のクラッディングが生み出すマッシブな造形、アドバンスドグリップコントロールの装備など、独自の存在感で高い人気を誇ると云う。

 

 

そのロングボティバージョンとなる「リフター・ロング」のボディサイズは全長4,760mm(ベースモデル比+355mm)、全幅1,850mm(±0)、全高1,900mm(+20mm)、ホイールベース2,975mm(+190mm)。大人7人が着座できる前後スライド(最大130mm)可能な3列目シート+スライドドアの採用でレジャーや仕事などあらゆる用途に適応する一方で、車両重量を1,700kg(+50kg)に抑えた。

 

 

 

<リフター・ロングの主な特徴>

 

・折り畳み/取り外しができる3列目とフラットに折り畳める2列目シートのアレンジにより広大な荷室をつくることが可能。荷室の最大容量はベースモデルの約2,120ℓに対して2,693ℓ(3列目取り外し時)に大幅増加。

 

・3列目取り外し+2列目格納+1列目(助手席)の最前方へのスライドにより、最大2,230mm(欧州計測値)にもなる荷室長。

 

・ホイールベースとリアオーバーハングの延長により、2列目を立てた状態での利便性を向上。

 

・ベースモデル同様、1.5ℓクリーンディーゼルエンジンDV5型(アイドリングストップ付き)に、電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8を組み合わせにより、低回転から高トルクを発生させるパワートレイン。

 

・最新の排気浄化システム(酸化触媒、SCR選択還元触媒、DPF微粒子フィルター)による高い環境性能で、エコカー減税対象に。

 

 

グレード構成は、リフターの上級グレードであるGTをベースとした「リフター・ロングGT(RIFTER LONG GT)」の1種類。基本的な装備はベースモデルに準じたもので、プラットフォームに3008および5008と同じEMP2を採用。「ノーマル」をはじめ、悪路走破性を高めた「スノー」、「サンド」、「マッド」、「ESC OFF」の5つのモード切り替えが可能で、トラクションコントロールをベースにプログラミングされた最新システム、アドバンスドグリップコントロールを搭載している。

 

内装素材と内装カラーは、5シーターのリフターGT同様のファブリックのブラウンツートーン。カラーバリエーションは、「ディープブルー(※)」、「ペルラネラブラック(※)」、「アイシーホワイト」の3色となっている。

 

※特別塗装色代が必要。

 

 

[車両本体価格]

 

<モデル名、パワートレイン、メーカー希望小売価格(税込)>
– RIFTER LONG GT、1.5ℓディーゼルエンジン 8AT(130 PS/300Nm)、4,550,000円

 

 

 

[デビューイベント概要]

 

リフター・ロングを含めたラインアップおよびプジョーが提唱する「ALLURE」の世界観が体感できるデビューイベントを以下の2会場で開催。イベントでは、リフターロングと「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BY)」とのコラボレーションによるTシャツなど、コラボアイテムも展示予定。

 

①軽井沢ショッピングプラザ

– 日時:2023年1月21日(土)~22日(日)10:00~19:00
– 会場住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
– HP:https://www.karuizawa-psp.jp/

 

②テラスモール湘南

– 日時:2023年2月4日(土)~5日(日)10:00~19:00
– 会場住所:神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-1
– HP:https://shonan.terracemall.com/

 

問い合わせ先:(プジョー・コール)0120-840-240
(9:00~19:00年中無休)

 

 

■(プジョー)リフター:https://www.peugeot.co.jp/range/peugeot-rifter.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。