Groupe PSA Japanは12月7日、プジョー208/e-208が日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、2020年度の輸入車の最多得点を獲得したモデルに与えられる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを発表した。
今回の受賞理由に関して日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、以下のようにコメントしている。
「高剛性ボディとしなやかに動くサスペンションの組み合わせで実現した、クラスを超えた上質な乗り心地と、ドライバーの意のままにライントレースするハンドリングが秀逸。フランス車らしい内外装の高いデザイン性と精緻な作り込みも魅力で、発進時から豊かなトルクを発揮しガソリン車同様のフットワークを持ちながら、400万円を切る車両価格のEVモデル『e-208』を選べる点も評価した。」
PEUGEOT e-208 GT Line
208/e-208は、プジョーブランド伝統のコンパクトハッチバックであり、スタイリッシュかつ凝縮感のあるエクステリアデザイン、3D i-Cockpit®を初採用し機能と意匠の両面で自動車業界をリードするUI/UXを提供するインテリア、Groupe PSAの新世代プラットフォームCMP(Common Modular Platform)による爽快な走りを特徴とする。
さらに同CMPの恩恵により、同じプラットフォームでガソリン内燃機関(ICE)と電気自動車(EV)の両パワートレインを同時に用意し、顧客に選択の自由を提供する独自のコンセプト“Power of Choice”を市場に打ち出している。これにより3年3万キロでのおおよその所有コスト(プジョー試算)が208(Allureグレードで259万9000円〜)とe-208(Allureグレードで389万9000円〜)で同等となり、ガソリンエンジン版を購入するのとさほど変わらないコスト感で、つまり電気自動車をなんら特別なものと気負うことなく購入できるようになった。また、e-208 Allureの価格は日本のEVとも同価格帯であり、多くの人が購入できる価格の輸入EVとしてのe-208の登場が、顧客に選択肢を提供し、移行期にある日本の電動化をさらに押し進める。
PEUGEOT 208 GT Line
Groupe PSA Japan代表取締役社長のトマ・ビルコは今回の受賞について以下のようにコメントした。
「このたびは日本カーオブザイヤー輸入車部門での名誉ある賞をいただき、まことに嬉しく光栄に思います。2020年の今年、素晴らしいクルマばかりノミネートされておりました。その中であってもNEW PEUGEOT 208そしてe-208は、多くのジャーナリストの方をうならせるほどの仕上がりだったと我々も自負しております。また、NEW PEUGEOT e-208の日本市場への導入によって、 “多くの方に手の届く電気自動車”をインポーターとして実現できたことも大きな成果と位置づけております。日本カーオブザイヤーのインポート・カー・オブ・ザイヤーをいただいたことで、内燃機関でも電気でもどちらの動力源であってもデザインや居住性を損なうことなく、生活スタイルに合わせたモデルを自由に選べるというプジョーブランドの提案 “POWER OF CHOICE” をお客さまに感じていただきたく思います。」
なお、208/e-208は「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」「レッドドットデザインアワード」など世界各地で名誉ある賞を受賞し、世界的にセールスも好調に推移している。日本国内でも7月のデビュー以来、幅広い層から支持され、顧客受注実績で208が1818台、e-208が105台の合計1923台(12月6日現在)と好調なセールスを記録している。
■PEUGEOT NEW 208 / e-208
https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/new-208.html
■日本カー・オブ・ザ・イヤー
http://www.jcoty.org/