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2022年10月6日【新型車】

三菱自、アウトランダーを一部改良。PHEVに特別仕様車

NEXT MOBILITY編集部

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三菱自動車工業は10月6日、クロスオーバーSUV「アウトランダー」のコネクティッド機能を充実させるなど、標準車を一部改良すると共に、プラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルにブラックのアクセントカラーを内外装の要所に配した特別仕様車“BLACK Edition(ブラックエディション)”を設定し、全国の系列販売会社を通じて、27日より販売すると発表した。価格(税込)は462万1,100から(“BLACK Edition”は504万7,900円から)。

三菱自動車・ロゴ

クロスオーバーSUVのアウトランダーは、厚みのある水平基調のプロポーションや飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーなど、三菱自動車のデザインフィロソフィー“Robust & Ingenious(ロバスト・アンド・インジーニアス)”が具現化されたフラッグシップモデル。独創的な外観で世界の名だたるデザイン賞を獲得している。

 

その一部改良モデル(標準車)が、27日より発売される。

 

<主な改良点>

 

・車内Wi-Fiインターネット接続サービス(利用期間は選択可能/*1)を定額制に。

・カーライフをサポートするスマートフォンアプリ“My MITSUBISHI CONNECT(マイミツビシコネクト)”の新機能として、遠隔操作でドアの施錠・解錠ができる「リモートドアロック/アンロック」機能を設定。

・ボディカラー:2トーンに「レッドダイヤモンド/ブラックマイカ(*2)」、「スターリングシルバーメタリック/ブラックマイカ(*3)」の2色を新たに設定。全13色展開とした。

 

*1:車内Wi-Fiインターネット接続サービスの利用には、「MITSUBISHI CONNECT(ミツビシコネクト)」に登録に加えて別途有償オプション契約が必要詳細・提供開始時期については別途案内予定。
*2:有料色(税込132,000円)。
*3:有料色(税込55,000円)。

 

[PHEV特別仕様車について]

 

昨年12月に日本発売されたアウトランダーPHEVモデルは、「威風堂堂」をコンセプトに、様々な天候や路面状況に対応する力強く滑らかな走りや多彩な使い勝手など、電動車とSUV双方の魅力を兼ね備えた三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたモデル。

 

昨年度の国内PHEV部門の販売台数でトップ(*4)となる5,338台を、また今年度上期も1万台以上(*5)を販売するなど、発売以降、計画を上回る受注・販売を維持。今年からはニュージーランドとオーストラリアでも販売されており、今後は北米での販売も予定されている。

 

そんなPHEVモデルに、Gグレード(7人乗り/5人乗り)をベースに、内外装にブラックアクセントを配した特別仕様車“BLACK Edition”が設定された。

 

 

<商品概要>

 

・エクステリア:フロントグリル、スキッドプレート(フロント/リア)、ドアミラーをブラックで統一すると共に、グロスブラックのセンターピラーとクォーターピラー、専用ブラック塗装20インチアルミホイールを採用。

・インテリア:ブラックの天井色とレーザーエッチング加工を施した専用シフトパネルを採用。

・ボディカラー:チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカ(*3)を“BLACK Edition”の専用色として設定。2トーン4色、モノトーン2色の合計6色展開とした。

 

*4:日本自動車販売協会連合会調べ(2021年4月~2022年3月)。
*5:三菱自動車調べ(2022年4月~2022年9月末現在)。

 

 

 

[メーカー希望小売価格](消費税10%込)

 

■標準車
<グレード(乗車定員)、エンジン、駆動方式、車両本体価格>
– M(5人乗り)、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒、ツインモーター4WD、4,621,100円

– G(5人乗り)、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒、ツインモーター4WD、4,959,900円
– G(7人乗り)、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒、ツインモーター4WD、5,051,200円

– P(7人乗り)、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒、ツインモーター4WD、5,485,700円

 

■PHEV特別仕様車
<グレード(乗車定員)、エンジン、駆動方式、車両本体価格>
– BLACK Edition(5人乗り)、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒、ツインモーター4WD、5,047,900円

– BLACK Edition(7人乗り)、2.4L MIVEC DOHC 16バルブ4気筒、ツインモーター4WD、5,139,200円

 

※標準車・PHEVモデル共に、リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録・届出等に伴う費用は含まれない。

 

 

■(三菱自動車)アウトランダー:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。