パーク24は、国土交通省が実施する「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験」の対象ステーションとして、3月13日(火)に、国内2カ所目となる道路上のステーションを新橋にオープンする。 この社会実験は、国土交通省が地下鉄駅に近接した箇所に道路上のカーシェアリングステーションを設置し、公共交通とカーシェアリングの連携強化による、公共交通の利用促進の可能性を検証するため、2016年12月20日から実施するもので、同社はカーシェアリング事業者として参加している。
その第一弾として、業務等の利用者が多い地下鉄大手町駅に近接した国道1号の道路上に、小型モビリティによるカーシェアリング用のステーションを設置。
大手町のステーションにおいてその有用性が確認されたことから、道路上へのカーシェアリングステーションの設置促進に向け、第二弾として、立地特性の異なる場所に新たにステーションを設置し、さらなる検証を行うとしている。
新たなステーションは、JR新橋駅から徒歩3分の国道15号の道路上に設置し、大手町のステーションと同様に、2015年4月から実施している超小型EVによるワンウェイトリップ方式のシェアリングサービスの実証実験「Times Car PLUS × Ha:mo」の1ステーションとして運用される。
「Times Car PLUS × Ha:mo」では現在、東京都心部(千代田区・中央区・江東区など)を中心に車両約100台、約100のステーションを展開しているが、JR新橋駅周辺にはステーションがなく、設置の要望が多く寄せられていたと云う。
同社は、今回の道路上へのステーション設置により、快適な移動手段として、さらに利用しやすくなるものと考えているとコメント。
パーク24は、「タイムズカープラス」を通じて様々な機関と社会実験等を行うとともに、公共交通と連携しやすい場所へのカーシェアリング車両の配備を進め、ストレスのない移動が可能な「快適なクルマ社会の実現」に向けて取り組んでいくとしている。
[新設ステーションの概要]
設置箇所:東京都港区新橋4丁目
国道15号の道路上
(東新橋一丁目交差点近く)
車室数:2
[社会実験の概要]
実施期間:2016年12月20日(火)~2019年3月下旬(予定)
実施箇所:①東京都千代田区丸の内1丁目 国道1号の道路上
②東京都港区新橋4丁目 国道15号の道路上
③東京都23区内の道路上(予定)
運営車両:COMS、i-ROAD(道路運送車両法で定める第一種原動機付自転車)
運営方法:ワンウェイトリップ方式
運営主体:道路空間を活用したカーシェアリング社会実験協議会
(国交省、東京都、千代田区、港区、警視庁、有識者、地元代表者、パーク24)
[貸出システム]
■入会~利用方法
■出発~返却方法
[利用料金]
※i-ROAD の利用にあたっては、事前講習が必要。事前講習には、車両利用料金 1,080 円(消費税等込)がかかる。
タイムズカープラス HP : https://plus.timescar.jp/