パーク24は4月9日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した、「運転免許証」に関するアンケート結果を発表した。
■調査結果トピックス
① クルマの運転免許証を取得した年齢は「18歳」が38%でトップ
② 運転免許証の取得理由No.1は「運転したかった」
③ 身近に自主返納した人が「いる」と回答した人は3割。返納時の年齢は「75〜79歳」が最多
④ 自身の運転免許証の返納を考えたことがある人は10%。返納を想定する年齢は「70歳」
パーク24は、毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表している。今月の「運転免許証」についてのアンケート結果詳細は以下の通り。
① クルマの運転免許証を取得した年齢は「18歳」が38%でトップ
クルマの運転免許証を取得した年齢は「18歳」が38%で最多、次いで「20歳」20%、「19歳」16%となっています。7割以上が20歳までに免許を取得していることが判明した。
② 運転免許証の取得理由No.1は「運転したかった」
運転免許証を取得した理由は、1位「運転したかった」34%、2位「運転免許証の取得が当たり前だと思っていた」31%となり、3位以下と10ポイント以上差があった。3位は「運転できないと生活に困る」18%となっている。
年代別で見ると、20代以下は「運転したかった」が46%で最も多くなっている。一方で、30代以降は「運転免許証の取得が当たり前だった」が「運転したかった」を上回っており、年代によって取得理由に違いが見られた。
また、30代以下の1割は「身分証明書として使う」ために取得している。
③ 身近に自主返納した人が「いる」と回答した人は3割。返納時の年齢は「75〜79歳」が最多
家族や親族、友人などで、自ら運転免許証を返納した人が「いる」と回答した人は30%であった。
運転免許証を自主返納した人の年齢は「75〜79歳」が28%でトップ。以降、「80〜84歳」26%、「70〜74歳」21%と続いている。
④ 自身の運転免許証の返納を考えたことがある人は10%。返納を想定する年齢は「70歳」
自身の運転免許証の返納について考えたことがある人は10%となった。
自身の返納について考えたことが「ある」と回答した人のうち、16%が身近に自主返納した人が「いる」と回答しており、身近に「いない」と回答した人の8%と2倍の差があった。
年代別で見ても、全年代において身近に返納した人が「いる」人が「いない」人を上回っている。
運転免許証の自主返納について考えたことがある人のうち36%は、返納する具体的な年齢を「70歳」と回答した。「75歳」が25%、「80歳」が12%となっており、81歳以上の回答は2%。多くの人は自主返納を80歳までと想定しているようだ。
今回のアンケートでは、7割以上が20歳までに運転免許証を取得していることが判明した。また、実際に運転免許証を自主返納した人が身近にいる人は3割にのぼり、返納時の年齢は「75〜79歳」が最多となった。
警視庁のデータからも、自主返納した人の年齢は「75〜79歳」が31%で最も多く、2019年には自主返納者数が過去最多となっている(警視庁調べ)。