その総輸入元の明治産業ブースに並べられた日本初上陸の車両は、まず1937年型アルビス3.5リッター・ランスフィールド・コンシールド・フード。
3571cc直列6気筒エンジンを搭載し、トランスミッションには4速オール・シンクロメッシュを採用。1936年のデビュー以来、1940年までに計391台のシャシーが製造されている。
また、1966年型アルビス3リッター・グラバー・スーパー・クーペも日本初上陸だ。
2993cc直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力150hp/4750rpmを発揮。1966年に発表され、生産台数わずか106台という希少なモデルだ。
いずれも、アルビス社が自らレストアを施したこれら2台は、旧車であるとは思えない程の良好なコンディションで、多くの来場者が同社ブースに訪れていた。