オリックス自動車(本社:東京都港区、社長:上谷内 祐二)は11月27日、本社ビルで使用するすべての電力を100%再生可能エネルギー由来の電力に切り替えたことを発表した。
東京都港区の本社事務所内で使用する電力の全量を、非化石証書付き再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えることで、本社の実質再エネ化を実現する。
今回の取り組みは、オリックスグループが運営する木質バイオマス専焼発電所の再エネ価値を証書化した「トラッキング付非化石証書」を活用した電力を、電力小売り事業者としてのオリックスから供給を受ける取りもの。年間約852トンのCO2排出量の削減を見込み、これは杉の木約6万本が1年間に吸収するCO2※に相当する。
※ 杉の木は年間約 14kg-CO2/本の CO2 を吸収(出典:環境省/林野庁)
オリックスグループは、2019年11月に「オリックスグループ サステナビリティポリシー」を制定し、事業活動が環境へ及ぼす影響を把握し環境負荷低減に努めることを定め、サステナビリティ活動を推進している。
2020年10月には、企業などに対し、気候変動関連リスクおよび機会に関するガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標について開示することを推奨する「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に賛同を表明するなど、今後も顧客の利便性やサービスの向上に努めると同時に、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいくという。
【対象物件】
– ビル名称:オリックス乾ビル
– 住所:東京都港区芝 3-22-8
– 入居フロア:1階、3階~8階(2階、9~12階はオリックス銀行が入居)
– CO2排出削減量(見込み):約852 t-CO2/年
※オリックス銀行の削減見込み量(約294 t-CO2/年)と合わせて、合計約1,146 t-CO2/年
※オリックス銀行の本社も同様に実質再エネ化を実施。