日産自動車は6月13日、新型の軽規格バッテリー式電気自動車(以下、軽BEV)「日産サクラ」の受注が、5月20日の発表から約3週間で11,000台を突破した(11,429台/6月13日時点、日産調べ)と発表した。なお、サクラの販売は今月16日から。
「日産サクラ」は、軽自動車ならではの小回り性能に加え、EVならではの静粛性や力強くなめらかな加速、上質さを感じさせるデザイン、広い室内空間、日常使いには十分な航続距離などが特徴の軽BEV。高速道路(単一車線)運転支援技術の「プロパイロット」や、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動制御する「プロパイロット パーキング」といった先進技術の充実なども支持され、発表から約3週間で11,000台を超える受注となった。
受注内訳に関しては、約4割近くが最上位のGグレードを選択(中間グレードのXが一番人気)。1番人気のボディカラーは“ホワイトパール”(2割以上が選択)となっており、次いでシーズンズカラーでもある暁(サンライズカッパーとブラックの2トーン)や、ホワイトパールとチタニウムグレーの2トーンが好評。また、アラウンドビューモニター(7割以上が選択)が人気アイテムになっているとのこと。
客層としては、複数所有車の2台目以降として、或いは以前からEVに興味を持っていた人のガソリン車からの買い替えが多く、購入者年齢は他の軽自動車同様に高い傾向にあるが、先進技術装備の充実をフックに、若い世代をはじめ幅広い層からの手ごたえも感じられると云う。
<受注内容の内訳>
■グレード内訳
<グレード:比率>
・G:36%
・X:61%
・S:3%
■主要ボディカラー内訳
<ボディカラー名称:比率>
・ホワイトパール:21%
・ホワイトパール/チタニウムグレー 2トーン:15%
・暁-アカツキ-サンライズカッパー/ブラック 2トーン:12%
・スターリングシルバー:9%
・ブラック:7%
・他:36%
■年齢層
<年代:比率>
・~30代:11%
・40代:18%
・50代:24%
・60代:26%
・70代~:21%
日産は、「日産リーフ」、「日産アリア」、「日産サクラ」の3車種で、EVの普及促進に弾みをつけ、さらに電動化を加速することで、カーボンニュートラルの実現を目指すとしている。
■(日産)日産サクラ: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sakura.html
■(日産)日産サクラ特設Webサイト「Visible Kit」: https://www2.nissan.co.jp/SP/NEWKEIEV/UNVEIL/
■(日産)日産サクラ予約注文ウェブサイト「SAKURA shopping navi」 :https://saas.nissan.co.jp/personal-room/sakura-shoppingnavi/login/