あきる野市と日産自動車、日産東京販売の3者は4月18日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結した。
この協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車(EV)の普及や脱炭素化の推進と同時に、あきる野市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては177件目の取り組みとなる。
電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下の通り。
■協定の概要と主な連携内容
・あきる野市および日産自動車、日産東京販売は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、市のイベントで使用する電力を電気自動車(EV)から供給することで、電気自動車の「走る蓄電池」としての活用を市民へ積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指す。
・あきる野市で災害を起因とする停電が発生した際、避難所等において、電力不足が想定されることから、日産の販売会社の店舗に配備している電気自動車「日産リーフ」を無償で貸与し、電気自動車(EV)からの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、市民の生命、身体及び財産の安全を守る。
電気自動車「日産リーフ」を活用した脱炭素化、強靭化イメージ図