日産自動車(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は10月19日、新型「ローグ」を10月下旬より全米のディーラーにて販売開始すると発表した。「ローグ」は、事業構造改革「Nissan NEXT」を牽引する新型車の1台。
新型「ローグ」のデザインは、同車のスピリットである、『様々な用途で活躍し、楽しく、冒険心を駆り立てる車』を表現する。エクステリアはアスリートのような力強さと上質さ、インテリアでは家族が快適に過ごせる洗練されたデザインを採用。また、ボディカラーには、同車として初となる5種類のツートンカラーを用意した。
安全性に関しては、新開発プラットフォームにより優れた運動性能を実現し、全方位運転支援システム(セーフティ・シールド360)を標準搭載するなど、クラストップレベルを追求しているという。
さらに技術では、最新の日産の技術が数多く搭載されている。パワフルな2.5リッターDOHC4気筒エンジンや新開発のビークルモーションコントロール(車両制御技術)をはじめ、進化したプロパイロット(北米名:ProPILOT assist with Navi-link)は、ナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に調整する新機能を備え、通勤時の渋滞や長距離移動する際など、高速道路におけるドライブのストレスをより軽減する。
日産は「ローグ」に加え、今後、日産初のEVクロスオーバーである「日産 アリア」や、先日発表した「フェアレディZ プロトタイプ」の市販モデルなど新モデルを投入し、北米市場における同社のモデルラインナップを刷新してくようだ。