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2020年12月15日【イベント】

日産、「第36回童話と絵本のグランプリ」大賞作品を出版

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車は、2019年度に実施した「第36回 日産 童話と絵本のグランプリ」(大阪国際児童文学振興財団主催)で大賞を受賞した、山本 泉さんの童話『なすびは何色?』と、いわさき さとこさんの絵本『くつやさんとおばけ』を、12月15日にBL出版より出版した。

 

山本 泉さんの童話『なすびは何色?』は、童話部門で2,044編の応募作品の中から、いわさき さとこさんの絵本『くつやさんとおばけ』は、絵本部門の358編の応募作品の中から、それぞれの部門の大賞に選ばれた。また、今回の出版にあたり、『なすびは何色?』には、同グランプリ第10回絵本部門の優秀賞を受賞した、山田 真奈未さんの挿絵を配している。

 

日産自動車は、社会貢献活動の一環として、アマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテストである同グランプリに第1回(1984年)から協賛しており、才能ある新進作家の育成をサポートするとともに、子どもたちに良書を届けることを目的として、36年間で67作品を出版している。

 

同社は、出版した作品を全国の公立図書館等に寄贈、今回も日本国内の図書館約3,500館と、同社の事業所近隣の保育園・幼稚園など約800園に寄贈する予定だ。また、海外においては、同社の海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校に同作品を寄贈している。第1回から寄贈した本は、累計で25万冊以上にのぼるという。

 

なお、今年度の「第37回 日産 童話と絵本のグランプリ」作品募集は、10月31日をもって終了。入賞作品の発表は、2021年3月初旬を予定している。

 

【童話の概要】

『なすびは何色?』
しゃっくりが止まらなくなってしまった「ぼく」を、転校生「岸田さん」が助けてくれるところから始まる物語である。「ぼく」と「岸田さん」の絶妙な距離感を短い会話のつながりでうまく表現しており、身近にある色を巧みに登場させることで、色彩豊かな独特の世界観を作り出している。

山本 泉 :岐阜県在住。「創作コンクールつばさ賞」佳作入選、「日産 童話と絵本のグランプリ」では過去5回にわたり佳作入選。

山田 真奈未 :埼玉県在住。グラフィックデザイナーを経て、絵本作家、造形作家となる。第10回 日産 童話と絵本のグランプリ優秀賞受賞、2009年ボローニャ国際絵本原画展入選等、受賞歴多数。

 価格:1,300円(税別)

 

【絵本の概要】

『くつやさんとおばけ』
さびれた通りにあるくつ屋に、おばけたちが次から次へと現れては、悩みを解決してもらうというお話である。昔話でお馴染みのおばけたちが、大胆かつユーモラスに表現されており、子どもも大人も楽しめる作品に仕上がっている。

 

いわさき さとこ :東京都在住。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。同大学院美術研究科油画専攻修了。卒業後は商業デザイナーとして約10年間会社勤務したのち、フリーランスとなる。2020年第2回ビルボ絵本大賞で優秀賞受賞。

 価格:1,300円(税別)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。