日産自動車は、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」のステーションを沖縄県石垣島にオープンした。沖縄では、今年3月にオープンした名護市に続くステーションとなる。
今回、石垣島でオープンするステーションは、「石垣市役所」、「石垣市真栄里」、「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」の3か所で、市役所と真栄里には、電気自動車(EV)の「日産リーフ」をそれぞれ1台ずつ、フサキビーチリゾートに、コンパクトカーの 「ノート e-POWER」1台の計3台を配備。運用は、現在島内で電動バイクのシェアリング事業を展開するe₋SHARE石垣と協力して行う。
昨年1月にスタートした「NISSAN e-シェアモビ」は、日産のEVとe-POWERのみを使ったカーシェアリングサービスで、2019年6月末現在、全国528のステーションを設置。
免許証がIDカードとして使え、15分単位から利用できること、利用時の距離料金が追加発生しないこと、清掃を毎日実施することなどが特徴となっている。
日産は、今後、石垣島の「NISSAN e₋シェアモビ」で使用する「日産リーフ」を、災害時の電力源となる移動型蓄電池として活用することなどを視野に入れ、石垣市と連携、様々な電気自動車の可能性を検討していくとしている。
■NISSAN e-シェアモビ:https://e-sharemobi.com/