日産自動車は、7月5日、同社の「ノート」が2018年上半期(2018年1月-6月累計)の販売で、73,380台を記録し、国内の登録車(*1)販売ランキングで第1位(*2)を獲得、また「セレナ」の販売台数が56,095台と、2018年上半期のミニバン(*3)NO.1を獲得したと発表した。
「ノート」は、新電動パワートレイン「e-POWER」の採用で、2017年暦年および2017年度のコンパクトセグメント(*4)NO.1を獲得していたが、今回、日産車として48年ぶり(1970年上半期「サニー」以来)に、国内登録車NO.1となった。
日産自動車は、「ノート」購入者の約7割が、e-POWER搭載車を選択していることから、e-POWERの100%モーター駆動ならではの走行性能と静粛性に加え、アクセルペダルの踏み戻しだけで加減速ができる利便性が評価されたとしている。
また「セレナ」については、2016年8月の発売以降、ミニバンとしての基本性能・装備と共に、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」などの特長に加え、2018年3月の「e-POWER」搭載車の追加で、さらなる評価を得て、ミニバンNo.1を獲得したとしている。
日産自動車は今後も、「電動化」、「知能化」に向けた技術開発を進め、多くの革新的な技術を幅広い車種に採用していくとしている。
*1 登録車:軽自動車および海外ブランドを除く普通乗用車
*2 国内新車販売台数は、自販連調べ
*3 ミニバン:3列シートの国産車
*4 コンパクトセグメント:総排気量1600cc以下の小型・普通乗用車