日産自動車は9月29日、「デイズ」をマイナーチェンジし、年内に発売する。今マイナーチェンジでは、毎日の運転が愉しめるよう、安全装備を充実させると共に、デザインの変更や使い勝手の向上を図った。
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション
Xグレード
主な特長は下記の通り
エクステリアでは、ラジエーターグリルを一新。デジタル・Vモーションを採用した。ハイウェイスターシリーズは、Vモーションの太さが上下にグラデーションで変化するクロームメッキのラインや水平基調のワイドなリヤバンパーにより、精悍で先進観を感じられる佇まいとした。
X、Sグレードは、デジタル・Vモーションとヘッドランプ、フロントグリルを一体化させることで、モダンで親しみやすいデザインへと変更した。足元のアクセントとしては、スポーティーな印象を持つ14インチの切削アルミホイールをハイウェイスターシリーズに、日本の風景にマッチする立体的で和モダンなフルホイールカバーをデイズシリーズに新たに設定した。
インテリアは、ハイウェイスターXシリーズに、ブラウン系とブルー系の混色配合で作った深みのあるブラックのトリコット地にエンボス加工を施したシート地を採用した。
ハイウェイスターGターボシリーズには、カシス色のアクセントがのぞくパーフォレーション加工を施したフルレザー調素材を採用するなど、内装の質感を高めた。
ハイウェイスターシリーズのボディカラーには、日産として初採用のシルキーライラックを含む6色の新色を加え、2トーン5色とモノトーン7色の合計12色、X、Sグレードには2トーン3色とモノトーン8色の全11色の多彩なバリエーションを用意した。
安全面では、軽自動車として初めて「後側方車両検知警報(BSW)」と「後退時車両検知警報(RCTA)」を標準設定。従来の前方・後方の運転支援に加え、後側方の安全性を強化することで360°セーフティアシストを実現した。
加えてこれまでハイウェイスターシリーズに標準装備していた夜間の視認性向上に繫がる「LEDヘッドランプ」を新たにXグレードにもオプション設定すると共に、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の性能を向上させ、自転車に乗った人の検知を可能とするなど安全性能に磨きをかけた。
使い勝手面では、助手席側のインストルメントパネル上に設置したトレーを深い形状とすることで、小物を置きやすく、転がり落ちにくい形状に改良した。
その他では、カード置き場を新設した他、カップホルダーにフラップを追加したことで飲み物を倒れにくくするなど、使い勝手を向上させている。更に寒い日の運転を快適にするステアリングヒーターを用意した。
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また日産モータースポーツ&カスタマイズは、「デイズ」の特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム」を新たに設定すると共に、カスタムカー「ボレロ」をマイナーチェンジし、日産の販売会社を通じて年内に発売する。
デイズ「ハイウェイスター アーバンクロム」
デイズ「ボレロ」
デイズ「ボレロ」はベース車と同様に、ラジエーターグリルを一新し、デジタル・Vモーションを採用するなどのデザインを変更した他、安全性や使い勝手の向上を図った。
ボディカラーは3種類の「ボレロ」専用2トーンカラーを新たに設定。その他2種類の新色を含む、全10種類のカラーバリエーションとした。