日産自動車は、4月23日、電気自動車「リーフ」の2017年度グローバル販売台数が5万4451台となり、2016年度の4万7423台に対し約15%増を記録し、米国や欧州、中国など世界の主要な市場で好調な販売実績を示したことを発表した。
2010年に初代モデルが発売された「リーフ」は、これまでにグローバル市場で32万台以上の販売台数を記録、現在では世界51カ国の市場で導入されている同社のEVイメージリーダー的モデルだ。
2017年9月には、「プロパイロット」や「e-Pedal」などの最新機能を搭載した新型モデル(2代目)を発売し、日本はもとより米国や欧州などでも販売。
同社では、新型モデルの売れ行きも「2017年度の売り上げ増に貢献した」と言及している。
ちなみに、同社では、今後「リーフ」を
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、香港、マレーシア、ニュージーランド、プエルトリコ、シンガポール、韓国、タイ、ウルグアイ
にも投入する計画も発表。
同社が提唱する「ニッサンインテリジェントモビリティ」の象徴かつ世界戦略車として、さらに販売ルートを広げていく予定だ。