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2024年3月25日【自動車・販売】

日産自動車、北米で新型キックスを今夏発売

NEXT MOBILITY編集部

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日産・新ロゴ

日産自動車は3月25日、新型「KICKS(キックス)」を、北米市場に今夏より投入すると発表した。新型キックスは、ストリートで映える高級スニーカーをイメージしたデザインと高い機能性、そして高い安心感をもたらす4WDシステムを備えたコンパクトクロスオーバー。なお、価格については、発売日間近に発表される予定とのこと。

 

 

[新型キックスの特徴]

1.デザイン

(1)エクステリア
すっきりとしたボディ上部と、ワイドに張り出したスクエア形状のフェンダーの対比により、大胆で力強い印象を演出。フルLEDのテールライトをフェンダーに沿って配置することでテールゲートが分割されているかのように見えるリア部や、高級スニーカーのソールからインスパイアされたというサイドの立体形状など、特徴的なアクセントが随所に施されている。

 

(2)インテリア
メーターとデュアルスクリーンナビから構成されるダッシュボードや、より快適な姿勢を保つことで乗員の疲労を軽減する「ゼログラビティシート」の全席採用(キックス初)など、モダンで繭に包まれるような感覚をもたらすというインテリア。また、オプション設定の電動パノラミック・サンルーフには風切り音を低減する新世代の薄型デザインが採用された。

 

 

2.パワートレイン
力強い低中速トルクを発生させる最高出力141ps、最大トルク190Nmの2リッター直列4気筒エンジンと、レスポンスに優れた最新のエクストロニック・トランスミッションの組み合わせにより、高速道路での追い越し等で余裕のある加速が可能に。

 

3.4WDシステム

天候や路面状況を問わず高い安心感をもたらす4WDを、北米向けキックスとして初設定(S/SV/SRの全グレード)。ドライビングモードには、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムを緻密に制御することで、雪道などの滑りやすい路面での走行に特化した「SNOW(スノー)」を設定。セグメントトップとなる8.4インチの最低地上高と相まって、悪路や雪道での高い走破性を実現していると云う。

 

4.室内空間と機能性
市街地でも運転しやすいコンパクトなボディサイズを維持しつつも、乗員の快適性とラゲッジスペースを両立。ワンクラス上のクロスオーバーにも匹敵するクラストップの荷室容量に、クラストップの40.3インチの開口部で、ベビーカーやゴルフバッグなど、長尺物も容易に収納可能。

 

5.インフォテイメント
直感的な操作が可能な12.3インチのデジタルディスプレイに加えて、室内に最大4つの「USBタイプCポート」や、前方センターコンソールに「ワイヤレス充電器」を装備(グレード別設定)。

 

また、「アンドロイド・オート(Android Auto)」と「アップル・カープレイ(Apple CarPlay)」の両方に対応しているほか、SRプレミアムパッケージには、鮮明かつ臨場感あるサウンドが楽しめる「ボーズ・パーソナルプラス(Bose Personal Plus) 10スピーカーオーディオシステム」も搭載。さらに、運転席だけではなく、助手席にも「ヘッドレストスピーカー」を追加した。

 

6.運転支援機能
「歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ」や「BSW(後側方車両検知警報)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」、「LDP(車線逸脱防止支援システム)」、「ハイビームアシスト」搭載の「全方位運転支援システム(セーフティシールド360)」を全モデルに標準装備。

 

また、今回、最上級の“SR”グレードには、北米向けのキックスとして初めてプロパイロット(北米名:ProPILOT Assist)を採用した。

 

他にも、「タイヤ空気圧警報システム」や、車内の忘れ物を知らせる「リアドアアラート」、「インテリジェントDA(ふらつき警報)」といった運転支援機能が標準装備される。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。