日産自動車は3月23日、オンライン上で公開している「NISSAN CUSTOMIZE 2021」の特別展示会を3月24日から4月23日まで、日産グローバル本社ギャラリーで開催すると発表した。
この展示会では、日産車ならではのカスタマイズの魅力を期間限定でリアルに伝えるとしている。
「NISSAN CUSTOMIZE 2021」は、コロナ禍により中止となった東京オートサロン2021に出展予定であった日産のカスタマイズモデルをオンライン上で公開した専用Webサイト。2021年1月15日から公開されている。
今回、その「NISSAN CUSTOMIZE 2021」で公開されている「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」や「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」のコンセプトカーを始め、2020年7月に発表したクロスオーバーEV「NISSAN ARIYA」、NISMOロードカーやプレミアムスポーティブランドである「AUTECH」のコンセプトカーなど、通常、日産グローバル本社ギャラリーでは目にすることが出来ないモデルが展示される。さらに、SUPER GT300シリーズチャンピオン車両「リアライズ 日産自動車大学校GT-R」や、トランスポータープロショップであるOGUshow(本社:静岡県浜松市)とのコラボレーション車両である「NV350 CARAVAN ES MOBILITY CONCEPT」なども展示される。
展示車両は、以下の通り。
■NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT
「NV350キャラバン」に、これからの自由な働き方に合わせて好きな場所でデスクワークができる「オフィスポッド」を組み合わせている。エクステリアは、フロント、リアのオーバーフェンダーやボディグラフィックをあしらい、オンロードもオフロードもこなせるオールラウンダーを表現。インテリアは、都会ではオフィスを車内に格納してプライベートで安全な空間、自然の中ではオフィスをバックゲートから引き出して広々とした開放的な空間を演出する。また、室内からアクセスできる贅沢なルーフバルコニーを用意している。
■NOTE PLAY GEAR CONCEPT
2020年12月にフルモデルチェンジを迎えた新型ノートe-POWERに、スポーティで存在感のあるアクセサリーを装備したコンセプトカー。エクステリアは、スポーティなエアロと17インチアルミホイールに加え存在感のあるルーフボックスを装着。ボディはマットダークグレイメタリックにマットピンクゴールドのアクセントカラーを配している。
■NISSAN ARIYA
日産初のクロスオーバーEV「日産 アリア」は、新開発の電動パワートレインを搭載。また、最新の運転支援機能やコネクテッド技術を採用している。
■KICKS AUTECH
新型キックス「AUTECH」は、SUV「日産キックス」をベースに、さらに上質感や特別感を高めたモデル。エクステリアは、メタル調フィニッシュの専用パーツや専用デザインのアルミホイール、ブルーに輝くシグネチャーLEDとドットパターンのフォグランプフィニッシャーなどを採用。インテリアは、ブルー/ブラックコンビレザレットシートや、ブルーレザレットドアトリムの採用、更にステアリング、インストパッド、アームレストにブルーステッチを施している。
■NOTE AUTECH
2020年11月にフルモデルチェンジをした「日産ノート」をベースに、さらに高級感や特別感を高めたモデル。エクステリアは、ドットパターンのフロントグリルや専用デザインのアルミホイール、低重心とワイドスタンスを印象付けつつスポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツ、ブルーに輝くシグネチャーLEDなどを採用。インテリアは、ブルー/ブラックコンビレザレットシートや、鮮やかな木目が特徴的なダークウッド調フィニッシャーの採用、更にステアリング、ドアトリム、アームレストにブルーステッチを施している。
■ELGRAND AUTECH CONCEPT
フラッグシップモデルとなるエルグランド「AUTECH」は、ダーククロームフロントグリルや、メタル調フィニッシュの専用パーツを採用したスタイルを特徴とする。インテリアは、本革とキルティングで仕立てたシートをはじめ、ステアリング、ドアトリム、シフトノブにブルーステッチを施すなど、細部にまでこだわりが尽されている。ELGRAND AUTECH CONCEPTは、そのエルグランド「AUTECH」をベースに、日産GT-Rの足回りを融合させたコンセプトモデルとなる。
■NISSAN GT-R NISMO
2018年のGT3レーシングカーから使用されている新型のターボチャージャーを採用し、アクセルを踏み込んだ際の加速レスポンスを向上させている。また、新開発の超高性能カーボンセラミックブレーキは、世界トップクラスの制動性能、サーキットにおける高Gでの効きの良さと一般道などでの低Gでのコントロール性の両立を実現。さらに車両の軽量化、空力性能の向上などによりコーナリング性能も大きく向上させている。
■NISSAN LEAF NISMO
電気自動車ならではの走りに、NISMOがさらなる磨きをかけて新次元のスポーツドライブフィールを実現したモデル。コンピューター(VCM)は専用チューニングされ、特にドライブモードのBレンジでは、立ち上がりの速さをNISSAN LEAFの約2倍に高めている。
■リアライズ 日産自動車大学校 GT-R
SUPER GT 2020のGT300クラスに藤波清斗選手とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が乗り込み参戦した車両。2020年度はSUPERGT300への参戦2年目にして初となるシリーズチャンピオンの座を獲得している。
■NV350 CARAVAN ES MOBILITY CONCEPT
日産自動車と、トランスポータープロショップであるOGUshowとのコラボレーションにより、「NV350キャラバン」をベース車両として、いま注目されている「ワーケーション」を想定し、時間に縛られず、仕事場と遊び場を自由につなぐための、カスタマイズを施したコンセプトカー。
■特設サイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」
https://www2.nissan.co.jp/EVENT/CUSTOMIZE/