日産自動車は4月11日、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」のサービス拡充の一環として、生活協同組合連合会大学生協事業連合(大学生協事業連合)と共同で大学生向けのサービス利用促進を行うと発表した。
「NISSAN e-シェアモビ」は、EVとe-POWERのみを使ったカーシェアリングのサービス。
提供するクルマは毎日、清掃やメンテナンスされた「日産リーフ」や「ノートe-POWER」の上位グレード車で、電動駆動車ならではの加速感や、最新の運転支援機能により、運転に慣れないドライバーでも安心に利用できると云う。
大学生多くは、在学中に教習所に通って運転免許証を取得するが、近ごろでは、免許を取得した後に運転機会が少ないまま社会に出る人も多いと云う。久しぶりに運転する際には、不安を感じたり、慣れない運転で事故を起こす危険もある。
今回、日産は大学生協事業連合と連携し、大学生に向けた「e-シェアモビ」の利用促進を行い、大学生がより身近に利用できるよう、大学のキャンパスや居住エリアから近く、利便性の良い駐車場エリアのステーションを活用。また、対象の大学生には一定時間、無料で利用できるクーポン券を特典とする。
まずは、既に近隣でステーションを開設している東京都、神奈川県内の大学生協で入会促進活動を始め、今後ステーション数の多い東名阪エリアを中心に順次、各大学生協へ拡大。また、4月下旬からはミニバンの「セレナe-POWER」を、サービスのラインナップに追加する予定だ。
日産は大学生協事業連合との連携のもと、「e-シェアモビ」を通して、大学生へ自動車の運転機会を創出するとともに、電動駆動車の理解促進、および普及を目指すとしている。