日産自動車は、二次交通環境整備の実証実験(実証期間:12月1日~来年2月28日)に向けて、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」の新ステーションを、沖縄県名護市および本部町の2ヵ所に開設した。
また11月中旬に、「NISSAN e-シェアモビ」の会員数が1万人を突破したと発表した。
実証実験では、公共交通機関を活用した沖縄旅行「島ぐる」の実現に向け、沖縄本島中北部の高速バス停留所付近のホテルや観光施設において12台のカーシェア、約100台のシェアサイクルを設置し、レンタカーに頼らない多様な公共交通による移動を提供。
空港周辺並びに那覇市内の渋滞削減を図るとともに、レンタカーの貸出待ちにかかる時間や、運転のストレスからの開放など、観光満足度を高めることを目的に実施される。
日産は、内閣府沖縄総合事務局、オリックス自動車、プロトソリューションと共に、この実証実験に参加。実証実験では、既存拠点も合わせた8カ所に配置された電気自動車(EV)「日産リーフ」と、「ノート e-POWER」が使用される。
■沖縄路線バス周遊パス:https://www.okinawapass.com/shimaguru