日産自動車のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」の日産リーフは、東京都の「レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV(Zero Emission Vehicle/*)導入促進事業」で導入されるEV全60台のうち、45台が採択された。
これを受けて日産は、9月20日から東京都内のステーションにて順次、稼働を開始する。
レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV導入促進事業は、都民が手頃な料金で、レンタカーやカーシェアリングでZEVの利用ができるよう、東京都と事業者が共同で実施し、ZEVの利用機会を創出するというもの。
この公募で日産は、電気自動車45台を配備・運用するカーシェアリング事業者として、8月に採択された。
昨年1月にスタートした「NISSAN e-シェアモビ」は、日産のEVとe-POWERのみを使ったカーシェアリングサービス。免許証がそのままIDカードとなり15分単位から利用できること、利用時の距離料金が追加発生しないこと、毎日清掃が実施されていることなどが特長となっている。
日産は、今回の事業においてCO2排出ゼロの電気自動車を東京都内に幅広く配備することで、都と手を携えて環境負荷の低減に努めていくとしている。
*:排出ガスを出さない電気自動車や燃料電池自動車など。
[ZEV導入促進事業における日産のサービス概要]
– 業態:カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」
– 拠点:東京都内45ステーション
– 車種:電気自動車「日産リーフ」
– 台数:45台
– サービス提供予定期間:2019年9月~2021年3月
<利用料金>
[事業実施者及び導入予定台数の内訳]
<電気自動車(EV) 合計60台>
・九州電力:5台
・日産自動車・日産カーレンタルソリューション:45台
・フジイレンタカーサービス:5台
・ホンダカーズ東京中央:5台
<燃料電池自動車(FCV) 合計40台>
・オリックス自動車:36台
・トヨタモビリティサービス:3台
・トヨタレンタリース多摩:1台
■(東京都)レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV導入促進事業:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/vehicle/sgw/promotion/rentacar-carsharing.html
■(日産)NISSAN LEAF:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html