日産自動車は６月１５日、新型プレミアムコンパクトカーの「ノート オーラ」を、今秋発売すると発表した。また、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは同日、オーラをベースに「助手席回転シート」を設定し、日産の販売会社を通じて、今秋より全国一斉に発売すると発表した。
全国希望小売価格（消費税込み）は、オーラが261万300円から。オーラ・助手席回転シートが270万9,300円から。
オーラは、外装、内装の細部に至るまで「つくり込んだきめ細かさ」や「上質な素材の肌触り」、「空間の心地よさ」、といった感性訴えかける“上質さ”へのこだわりと、機能性を両立させたモデル。全車に、出力やトルクを向上させ進化した、第2世代「e-POWER」を搭載。その車名は、気品と独特な雰囲気をもった上質なクルマとして、見る人を惹きつけ、所有する人に悦びを提供する唯一無二の存在になる、との想いに由来すると云う。
[主な特徴]
感性品質：乗る人の感性に訴える上質さ
・精緻な造形のフロントグリルや伸びやかな曲線を描くルーフライン、力強さを表現するボリュームあるリヤフェンダー、先進的なリヤビューを演出する横一文字のLEDリヤコンビネーションランプなど、シンプルで美しい洗練されたエクステリアデザインを採用。ボディカラーには、「ガーネットレッド／スーパーブラック」、「ミッドナイトブラック／サンライズカッパー」を含む2トーン5色、モノトーン9色の全14色をラインアップした。
・インテリアには、人間工学に基づき疲労が軽減するよう設計された「ゼログラビティシート」を、全席採用。そのシート素材に、ファッション性の高い素材感にこだわりつつ、ヘリンボン柄の目付けにも気を配ったツイード調織物と合皮のコンビシートと、クッション材を多用してキルティングラインの向きで身体の滑りを防ぐことにも配慮した上質な本革シートの2種を用意。
・インストロアとシフト周りには、表面に微細な凹凸加工を施した高級感のある木目調フィニッシャーを、またドアトリムやフロントセンターアームレスト、インストルメントパネルには、ツイード調織物を採用。
・上質な室内空間を実現するため、ドライブ中のプライベート空間の快適性にも徹底的にこだわり、ルーフやドア、フロントドアのガラスなどに遮音対策を施すことで、高い静粛性を確保。また、BOSEと共同開発したプレミアムオーディオ「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム（*1）」を、国内で初採用（*2）。運転席、助手席のヘッドレストにスピーカーを配し、BOSE独自のアドバンスド・シグナル・プロセッシング・テクノロジーがもたらす広がりのある音響を提供する。
美・機能：美しさだけではない、磨き抜かれた機能
・ライティングで形作られたVモーションは、シグネチャーLEDポジションランプや、アクセントランプ、シーケンシャルターンランプの3つの機能を併せ持ち、プレミアムな表情を演出。また、細く引き締まったヘッドランプには、アダプティブLEDヘッドライト機能も有し、上質さと機能性を融合。
・切削加工の上に樹脂パーツで加飾を施した17インチアルミホイールは、デザイン性と空力、軽量化などの機能性を併せ持つデザインに。
・視認性に優れたフルTFTを採用した「アドバンスドドライブアシストディスプレイ（12.3インチカラーディスプレイ）」を、9インチの「NissanConnectナビゲーションシステム（*1）」と一枚に繋げ、美しさと機能性を両立。
・フロントセンターアームレストに、腕を置いたまま、指先だけで操作できる電動シフトを配した。
先進感：時代の一歩先をいく、先進技術
・最高出力100kW、最大トルク300N・mのモーターによる加速や、なめらかさ、静粛性も向上した第2世代「e-POWER」を搭載。低速走行時のエンジン始動回数を削減すると共に、タイヤ回転数の変動から路面状態を推定し、ロードノイズが大きくエンジン音が分かりにくい荒れた路面で発電することで、ひとクラス上の走りを実現。
・全車速域において4輪すべてをモーターで駆動・制御する次世代電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」を採用し、様々な路面状態でも新次元の走りを実現。
・安全面では、5個のカメラ、3個のミリ波レーダー、8個のソナーにより周囲を検知する最先端の全方位運転支援技術を標準装備。運転支援技術「プロパイロット（ナビリンク機能付／*1）」では、「NissanConnectナビゲーションシステム（*1）」と連動し、地図情報を取り込むことで、前方のコーナーの大きさなどを事前に把握することが出来るため、自然な感覚の運転支援が可能。なお、このナビシステムでは、9インチのWXGA高解像度モニターを装備し、スマートフォンのワイヤレス充電器や、Apple CarPlayのワイヤレス接続が可能。
*1：メーカーオプション。
*2：BOSEパーソナルプラスサウンドシステムを国内で初採用したモデル（BOSE調べ）。
[全国希望小売価格（消費税込み）]
＜駆動、エンジン、グレード、価格（円）＞
– 2WD、HR 12DE-EM47、G、2,610,300
– 2WD、HR 12DE-EM47、G leather edition、2,699,400
– 4WD、HR 12DE-EM47-MM48、G FOUR、2,868,800
– 4WD、HR 12DE-EM47-MM48、G FOUR leather edition、2,957,900
新型車オーラ「助手席回転シート」
簡単な手動操作で、助手席を車外に向けて回転できるモデル。助手席回転シートにはベース車と同様の、人間工学に基づき疲労が軽減するように設計された「ゼログラビティシート」が採用されている。
また、メーカーオプションとしてヘッドレストにもスピーカーが配され、よりプレミアムな音響を体感できる「BOSE パーソナルサウンドシステム」の選択も可能。
[全国希望小売価格（消費税込み）]
＜車種、駆動、エンジン、ベース車グレード、価格（円）＞
– 助手席回転シート、2WD、HR 12DE-EM47、G、2,709,300
– 助手席回転シート、4WD、HR 12DE-EM47-MM48、G FOUR、2,967,800
■（日産）新型「ノート オーラ」WEBカタログ: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/aura.html
■（日産）特設Webサイト「Visible Kit」： http://www.nissan.co.jp/SP/NEWMODEL/UNVEIL
■（日産）新型ノート オーラ「助手席回転シート」WEBカタログ：https://lv.nissan.co.jp/LVCAR/AURA/SPINFRT/